山川穂高、契約更改と今季振り返る：不振を乗り越えた先に待つ栄光
ソフトバンクの内野手・山川穂高が、12月3日にみずほPayPayドームにて契約更改を行いました契約内容は現状維持の4億5000万円（金額は推定）で、山川選手は「納得しています」とコメントしました
今シーズンは130試合に出場し、打率.226、23本塁打、62打点、OPS（出塁率と長打率を合わせた指標）.702という成績でした
山川選手は2023年オフに国内フリーエージェント（FA）権を行使し、西武からソフトバンクに移籍しました
移籍初年度は143試合中全試合に出場し、34本塁打、99打点という素晴らしい成績を収め、リーグ優勝に大きく貢献しました
しかし、2年目の今季は開幕から打撃の不振が続き、5月には移籍後初めて4番から外され、6月には登録抹消を経験しました
それにもかかわらず、山川選手はリーグ2位の23本塁打を放ち、阪神との日本シリーズでは3試合連続本塁打を記録し、MVPに輝きました
チームは5年ぶりの日本一を達成しました
球団は「苦しんだとはいえ20発以上打ってくれたので、評価しています」と述べています
山川選手は「苦しかったですね
ただ、最後日本一になりましたし
チームとして最高の結果になったと思います」と、シーズンを振り返りました
そして、オフには栄養士による食事管理を受け、4キロの減量に成功したことも明かしています
来季に向けては「どすこい」といったパフォーマンスを封印し、良い状態でシーズンを迎えることを誓いました
山川選手の今季は波乱に富んだものだったが、逆境から立ち直り日本シリーズでの功績は特筆すべきである。次なる成長が期待される。
キーワード解説
- 国内フリーエージェント（FA）とは？特定の条件を満たす選手が、自らの希望により他の球団と契約できる制度のこと。
- OPSとは？出塁率と長打率を足し合わせた指標で、選手の攻撃力を示すデータの一つ。
- MVPとは？「Most Valuable Player」の略で、特に優秀な成績を収めた選手に与えられる賞。
