楽天鈴木翔天投手、年俸8800万円で契約更改。最強左腕を目指す決意表明

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楽天鈴木翔天投手、年俸8800万円で契約更改

最強左腕を目指す決意表明

楽天の鈴木翔天投手(29)は3日、仙台市内の球団事務所で契約更改に臨み、2300万円増の年俸8800万円で合意した

今季は46試合に登板し、2勝4敗、5セーブ、19ホールド、防御率2.36の成績を収めた

鈴木選手は、選手としての成績を大幅に向上させることを目指し、自らの意志を示した

鈴木選手は、10月に胸椎黄色靱帯骨化症という国指定の難病の手術を受けた

この病気は、背中側の胸椎をつなぐ靱帯が骨化することで脊髄を圧迫し、しびれや歩行障害を引き起こす

手術後は経過が良好で、既にキャッチボールを行うなど、順調な回復を見せている

鈴木選手は「来年の開幕には問題ないと思います」とコメントしており、復帰に向けて着実に進んでいる

最強を目指す新たな意気込み

鈴木選手は契約交渉の場で「全ての数字、キャリアハイを出したい」と語り、2023年から球場の名称が「楽天モバイル 最強パーク宮城」に変更されたことについても触れた

「最強の選手になりたい」という強い決意を表明し、特にモバイルカラーのピンクのワイシャツを着て臨んだことに触れた

球団は昨季、4年連続で4位と苦戦を強いられており、鈴木選手はチームの士気を高めることを期待されている

昨季の抑え投手である則本選手が海外FA権を行使する可能性があり、鈴木選手にはクローザーを狙うという強まる責任感がある

「クローザーの地位を目指すトレーニングをしている」と語り、自身の成長に意欲を示した

鈴木選手の契約更改と復帰への意欲は、ファンや関係者にとって喜ばしいニュースです。特に、難病と戦いながら復活を目指す姿勢は多くの人に勇気を与えています。選手としての成績向上が期待される中、チーム全体の士気を高める存在としても注目され、今後のシーズンが楽しみです。
キーワード解説

  • 胸椎黄色靱帯骨化症とは?: 胸椎黄色靱帯は脊髄の背中側を支える靱帯ですが、これが骨化すると脊髄を圧迫し、しびれや歩行の障害が出てきます。治療としては手術が有効な場合もあります。
  • クローザーとは?: 野球において、試合の最後に登板して試合を締めくくる投手のことを「クローザー」と呼びます。主にセーブを狙う役割を果たします。

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