及川は、契約更改交渉を終え、来季の年俸が1億円となることにサインをしました
この金額は、今季の年俸から3倍超の増額で、彼の活躍がしっかりと評価された結果と言えるでしょう
契約更改後の会見では、「(金額は)満足できるぐらいしっかり上げていただきました」と語り、自己最多記録である66試合に登板したこと、さらに防御率が0.87、リーグ2位の52ホールドポイントといった成績について振り返りました
ホールドポイントとは、中継ぎ投手が試合で好成績を残した際に付与されるポイントで、投手がリードした状況で登板し、試合を守り抜くことが求められます
及川は、球団の高卒中継ぎ投手として年俸1億円に到達したのは藤川球児以来となります
彼は結果を出すことで“億プレーヤー”の仲間入りを果たし、「年間を通して1軍で戦い抜くのは目標にしていたところ
プロ野球(のだいごみ)を味わえた」と満面の笑みを浮かべました
今後の展望についても触れ、彼自身へのご褒美として何かを購入することや、ハワイへの優勝旅行が待っていると語りました
とはいえ、来季への視線はしっかりと向けており、「(2リーグ制以降では)球団史上連覇っていうのがないところ
自分も今年だけじゃなく、来年、再来年とずっと投げ続けているのが一流選手」と強調しました
今季はプロ野球新記録となる18試合連続ホールドを達成し、彼の名は歴史に刻まれました
しかし、シーズン終盤には巨人・大勢との競り合いがあり、最優秀中継ぎのタイトルは2ホールドポイント差で逃したことに悔しさを感じていると述べました
来季に向けては、「(来季はタイトルも)獲れたら良いと思います」と抱負を語り、チームの連覇に貢献することをまたも誓いました
及川選手の活躍が評価され、年俸が1億円に達したことは、彼自身の努力と実力の証明です。特に中継ぎという重要なポジションでの成績が、契約更改に大きな影響を与えたと言えます。今後も彼が連覇やタイトル獲得に挑む姿勢には、ファンとしても期待が高まります。
キーワード解説
- 年俸とは?選手がその年に受け取る報酬のことで、成績や市場価値によって異なります。
- ホールドポイントとは?中継ぎ投手がリードの状態で試合に登板し、貢献した際に与えられるポイントです。

