広島・末包昇大選手、契約更改で意気込みを語る:来季は「30本塁打・100打点」を目指す

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広島東洋カープの外野手・末包昇大選手(29)は、12月3日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約交渉を行い、前年度から2500万円増の6100万円で契約を更改しました

末包選手は今シーズン、自身初の規定打席に到達し、チームの2位となる11本塁打、62打点を記録しました

来季の目標として、30本塁打、100打点を掲げ、西武や中日で活躍した和田一浩氏(53)に弟子入りすることを明らかにしました

契約更改と今季の成績

末包選手は、今年度の契約更改について「大幅昇給に笑顔を見せながらも、視線は既に未来へ向いていた」と語ります

今シーズン、彼は123試合に出場し、打率は.243、11本塁打、62打点を記録しました

これにより自己最多となる本塁打と打点を達成しましたが、「勝負どころでギアが上がらなかったのは情けない」と後半戦の失速を反省しました

将来への決意

来季の目標である「30本塁打・100打点」について、末包選手は「笑われると思うが、実力がそこに達していないというのは重々承知の上」と自己分析する一方で、達成の可能性を強調しました

彼は例年のオフシーズンでは鈴木誠也選手(カブス)と自主トレを行っていましたが、今年は和田氏にマンツーマンで指導を受けることを決めました

和田一浩氏との弟子入り

末包選手が和田氏に弟子入りを決めた背景には、彼が「すごく魅力的」と感じてきたという強打者への憧れがあります

和田氏は中日のコーチ時代に細川選手を育成し、その指導力に引かれた末包選手は、マンツーマンで打撃を学ぶ意志を表明しました

「細川を見ていて毎年進化している

その原点は和田さん

僕ももっと良くできる部分があるんじゃないか」と、彼は学びに対する意欲を示しました

競争の激化
今オフにはドラフト1位指名を受けた平川選手も加入し、外野争いはますます激しさを増しています

末包選手は「ライバルはたくさんいる

2段階、3段階くらいレベルを上げていかないと」と競争を意識しています

新たな姿でスタメンを奪取することを目指す末包選手の今後に注目が集まります

末包選手の契約更改や目標設定から、彼の成長への強い意欲が感じられます。特に、憧れの選手からの指導を受ける決断がどのように奏功するか、期待が高まります。また、競争が激化する中で、彼がどのように成績を向上させるかも注目です。
キーワード解説

  • 契約更改とは?:選手が年度末に球団と契約の条件を話し合うことを指し、契約金額や期間、契約内容が調整されます。
  • 規定打席とは?:選手が一定の打席数をクリアすることを意味し、これによって打率や打点などの成績が正確に評価される基準となります。
  • 本塁打とは?:バッターがボールを打ってボールがフェンスを越え、全てのランナーがホームベースに帰ってくることを指します。

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