ロッテ・菊地吏玖、来季への意欲を語る
ロッテの投手、菊地吏玖選手は、2023シーズンを振り返りながら、次シーズンに向けた意気込みを語った彼は、昨シーズンよりも成績が物足りなかったと述べ、これによりチームに迷惑をかけたことへの反省も見せた
3年目となる今季、菊地選手は自己最多の21試合に登板したが、防御率は5.32と悔しい結果が続いた
昨季は、フォーク投球が武器となり、1勝0敗、2ホールド、1セーブ、さらに防御率2.25の成績を記録した
しかし、今季のパフォーマンスは期待を下回った
秋季練習後、菊地選手はZOZOマリンスタジアムで毎日トレーニングを積んできた
「特に入りにくいなとは思わなかった」と意気込みを見せた
石垣島春季キャンプでは、投球フォームの改善に注力し、オープン戦ではストレートを重視した投球を展開
しかし、フォークの精度には課題が残った
開幕一軍入りを果たす
オープン戦でのパフォーマンスにより、菊地選手は自身初の開幕一軍入りを果たした3月28日の開幕戦では、マウンドに上がり、その後の試合でも無失点を記録するなど、頼れるピッチャーとしての一歩を踏み出した
しかし、不調な時期も経験し、5月には二軍登録が必要となるなど、シーズンは波乱が続いた
それでも、ファームでのパフォーマンスを経て再昇格し、徐々に調子を取り戻していく
反省と来季への目標
シーズンが終わった後、菊地選手はより一層の成長を誓い、「60試合は投げる立場で、防御率2点台、もしくは1点台を目指す」と語った彼は今後の投球技術の向上とコンスタントな活躍に意欲を燃やしている
最後に、菊地選手は来季の目標を掲げ、シーズンを通じて一軍で活躍することを約束した
来季の推移が注目される
菊地吏玖選手の今シーズンは波乱に満ちたものでした。自己最高の登板数ながら、防御率は期待に応えられず、チームに迷惑をかけたと反省する姿が印象的です。来季に向けた目標も明確に持っており、成果をあげるための地道な努力が伺えます。
キーワード解説
- フォークとは？投球時に使用される球種で、投球の最後に急激に落ちる特性があります。この変化によってバッターのスイングを外しやすくなり、打たれにくいボールとなります。
- 防御率とは？ピッチャーの成績を表す指標で、与えた自責点を投球回数で割ったものです。数値が低いほど安定した投球ができていることを示します。
- ブルペンとは？ピッチング練習を行う場所で、試合中に投手が登場する前にウォーミングアップをすることができます。
- クイック投法とは？走者がいる際に、早く投球するための投法で、走者を塁に留まらせるためのテクニックです。
