西武・渡部聖弥選手が契約更改、来季の目標を語る

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埼玉・所沢にある西武の球団事務所で、渡部聖弥外野手(23)が4日に契約更改交渉を行い、来季の年俸が1850万円増の3100万円で合意したことが発表された

渡部選手は、大商大からドラフト2位で入団し、このシーズンでのパフォーマンスを高く評価された

今季の開幕戦では「5番左翼」でスタメン出場を果たした渡部選手は、キャンプやオープン戦での好アピールを受けてその地位を確立した

シーズン序盤はバットを折られつつも安打を重ね、一時は打率が4割を超える成績を残していた

しかし、シーズン中に2度の故障によって戦線離脱を余儀なくされるなど、課題も多かった

その結果、最終的な打率は2割5分9厘に留まり、新人王には届かなかった

渡部選手は「すごく悔しい気持ちで、取りたかった気持ちもすごく強かったですが、これからのプロ野球人生でたくさんの賞があると思うので、そういったものを獲るために頑張っていきたいです」と語り、今後の抱負を述べた

また、来季は三塁での起用が見込まれており、「まだ実戦で守っていないので、なんとも言えませんが、三塁手としての瞬発力やハンドリングがカギになってくると思います」と、自己分析を行った

練習では「ある程度さばけてきたという実感がある」と、前向きな姿勢を見せた

渡部選手の契約更改は、今季の彼の成績が評価された結果であり、将来に向けた大きな期待が寄せられています。特に新人王を逃した悔しさをバネに、さらなる成長を目指す姿勢が印象的です。三塁での起用可能性もあり、さまざまなポジションでの成長が楽しみです。
キーワード解説

  • 契約更改とは?選手がチームとの契約内容を更新することを指し、年俸や契約期間などの条件が見直されます。
  • 打率とは?選手の打撃成績を示す指標で、安打数を打席数で割ったものです。高い打率は選手の打撃能力を示します。
  • 新人王とは?プロ野球において、最も優れたルーキー(1年目の選手)に贈られる賞のことです。
  • 三塁とは?野球のポジションの一つで、内野の右側に位置します。守備や攻撃において重要な役割を果たします。

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