アンソニー・ケイ、ホワイトソックスと2年契約で合意

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 横浜DeNAベイスターズから自由契約となっていたアンソニー・ケイ投手が、シカゴ・ホワイトソックスとの間で2年総額1200万ドル(約18億6000万円)の契約に合意したことが、MLB公式サイトによって報じられました

ケイ投手は今季、DeNAで9勝6敗、防御率1.74という素晴らしい成績を収め、日米を問わず多くの球団が注目する存在となっていました

契約の詳細

 今回の契約には、2026年と2027年に年俸500万ドル(約7億7600万円)が含まれています

さらに、2028年には相互オプションが設けられており、その場合の年俸は1000万ドル(約15億5200万円)となります

こうした契約条件を総合すると、最大で3年2000万ドル(約31億500万円)に達する見込みです

争奪戦の背景

 興味深いのは、ケイ投手が日本からホワイトソックスよりも高額なオファーを受けていたという点です

ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者がX(旧Twitter)で報告したところによれば、ケイは日本の球団から複数の魅力的な契約オファーを受けていたものの、MLB復帰を決断したとされています

ファンの反応

 ホワイトソックスは今シーズン、60勝102敗という結果でリーグ最低の勝率を記録しました

このため、ファンの間では「どうしてホワイトソックスを選んだのか?」という驚きの声が上がっています

また、一部のファンは「ソフトバンクがホワイトソックスのオファーを上回る条件を提示していた」との意見もあり、日本のプロ野球(NPB)が外国人選手への待遇を改善していることに驚きを隠せません

今回のアンソニー・ケイ選手のホワイトソックスとの契約は、選手の選択肢の幅が広がっていることを示しています。特に日本からの高額オファーを受けつつも、MLB復帰を選んだことは、今後の日本のプロ野球選手にとって新たな可能性を示唆しています。
キーワード解説

  • 自由契約とは?:自由契約とは、球団が選手との契約を解除し、選手が他の球団と新たに契約できる状態になることを指します。
  • 防御率とは?:防御率は投手の成績を示す指標で、投げたイニング数に対して許した得点の平均を計算したもので、数値が低いほど優秀とされます。
  • 相互オプションとは?:相互オプションは、契約の途中で選手と球団の両方が契約の更新や解除を選ぶことができる条件のことです。

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