田村は新設されたアジア枠を利用しての入団となり、年俸は20万ドルとされている
兵庫県の報徳学園で甲子園に出場し、その後立命館大学を経て、彼は2016年のプロ野球ドラフトで6位指名を受けて西武に入団した
これまで通算150試合に登板してきたが、今オフに西武から戦力外通告を受けた
その後、田村は11月に行われた各球団のトライアウトに参加し、斗山ベアーズの入団テストを受け、無事メディカルチェックを通過して正式契約に至った
田村は日刊スポーツの取材に対し、「来年も野球ができる環境をいただけたことにまず感謝したい」とコメント
彼は当初NPBでの現役続行を希望していたが、韓国の違う文化や野球観に触れることをポジティブに捉え、球団からの熱心な声を受け入れることを決意したと語った
プロ入りしてからの9年間、西武ファンの支えが大きかったと振り返る田村
「1軍と2軍を行ったり来たりしながらも、ファームの遠征先にも来てくださる熱心なファンの方々に励まされました
1軍での登板が始まると、応援してくださるファンが増えていき、元気をもらいました」と感謝の意を述べた
現在、彼はまず2月からオーストラリアで行われるキャンプに向けて、日本国内でのトレーニングを続けており、「今はワクワクしかないです」と新しい環境での活躍を心待ちにしている
田村選手の新しい挑戦は、彼にとっての成長や経験につながる可能性が高いと見られています。韓国プロ野球でのプレーを通じて、異なるスタイルの野球や文化に触れることで、選手としての幅を広げることができるでしょう。また、ファンやチームからの支援が彼のモチベーションになっていることが伝わります。
キーワード解説
- アジア枠とは?新設されたアジア枠は、主に日本のプロ野球チームが外国人選手を抱えるための枠組みであり、特定の条件を満たす選手が対象となります。
- トライアウトとは?トライアウトは、プロ野球選手がチームにおける実力を証明する場であり、戦力外通告を受けた選手が再び契約の機会を得るための試験的な試合です。

