オリックス・岩崎翔投手、8年ぶりの年俸アップで契約更改

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オリックス・バファローズの岩崎翔投手(36歳)が、2025年12月3日、大阪・舞洲にある球団施設で契約更改交渉を行い、今季の年俸2800万円から大幅アップ(推定金額)となる契約を締結しました

この年俸の上昇は実に8年ぶりのことで、岩崎選手にとって特別な意味を持つものとなりました

契約更改の内容

会見に臨んだ岩崎選手は、「しっかり評価してもらいまして、だいぶ上げてもらいました

倍増以上」と笑顔を見せ、移籍後の充実した日々を語りました

また、最近1年を振り返り「野球人生がいい方向に変わったと思っているので、ありがたい移籍だった」と感謝の意を表しました

今季の成績とその影響

今季、岩崎選手は中日から金銭トレードで加入し、リリーフ陣の重要な一員としてフル回転しました

オリックスでは37試合に登板し、4勝1敗、16ホールド、防御率2.12という安定した成績を残しました

また、今季中に海外FA権を取得したものの、10月31日に権利を行使せず、オリックスに残留することを表明しました

契約の背景

来季の契約は中日時代に結んだ2年契約の2年目ですが、契約が年俸変動制であったため、今回の年俸アップが実現しました

過去の経歴と苦労
岩崎選手は、2017年にソフトバンク時代に72試合登板し、6勝3敗2セーブ、40ホールド、防御率1.99と大活躍を見せ、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得しました

しかし、その後は右肘の手術や2度のトレードを経験し、7年連続で年俸ダウンまたは現状維持という厳しい状況が続いていました

今回の年俸アップは球界でも異例の出来事と言えるでしょう

今季には自己最速の160キロを記録し、不死鳥のように復活を果たしました

来季は3年ぶりのV奪回を目指すオリックスにとって、岩崎選手は欠かせない存在となりそうです

岩崎選手の8年ぶりの年俸アップは、彼の努力が実った証と言えるでしょう。一度はトレードや手術で苦しい時期を経験した彼が、再び評価されるのは、多くのファンにとっても嬉しいニュースです。来季を迎えるにあたり、オリックスの中心選手としての活躍に期待が高まります。
キーワード解説

  • リリーフとは?:リリーフは、試合中に先発投手が降板した後に登板する投手のことです。チームが試合を勝つために重要な役割を果たします。
  • ホールドとは?:ホールドは、中継ぎ投手が試合の勝利を守るために、登板時に自チームがリードを保ったまま投げ終えることを指します。
  • 防御率とは?:防御率は、投手がどのくらいの割合で自チームに失点を許したかを示す指標で、数字が小さいほど優れた成績とされます。

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