ここで、プロ3年目を迎えた山田陽翔投手(21)が、昨季の成績を受けて329%増の来季年俸3000万円(推定)で契約を結んだことを発表した
すばらしい成長を遂げた山田選手は、また新たな目標を掲げ、笑顔で会見に臨んだ
山田選手の成績と成長の背景
近江高出身の右腕、山田選手はプロ1、2年目は2軍での出場機会が限られていたが、ウインター・リーグでの経験を経て、今春の1軍キャンプに抜擢されたその結果、シーズン中には49試合に登板し、3勝3敗、17ホールドという成果を上げ、2.08の防御率を記録した
ここでの「ホールド」というのは、リリーフ投手が試合中に勝利を援護する重要な役割を果たしたことを示す指標である
契約更改の意味
広池本部長は、山田選手の今回の契約を受けて「こんな契約を迎えられるとは思わなかった本当にすばらしいことだ」と語った
若手選手の成長を後押しする環境が整いつつある中、山田選手はその象徴的な存在として注目を浴びている
若手投手陣の台頭
西武投手陣には他にも注目の若手選手が多く、ドラフト中位指名で加わった杉山遥希投手(20)、狩生聖真投手(18)、篠原響投手(19)は、今季の推定年俸がすべて700万円だったこれに対し、山田選手の年俸は一気に3000万円に上昇
広池本部長は「プロ野球は夢のある場所
頑張れば評価される」と述べ、選手たちに励ましの言葉を送った
まとめと期待
今季、山田陽翔選手の飛躍は再建中のライオンズにとって非常に重要な存在となった彼の活躍は、同じく若手選手たちにとっての良い刺激となることは間違いない
山田陽翔選手の契約更改は、プロ野球において若手選手が努力し、自己成長を遂げた結果がしっかりと評価されるという良い例である。彼の存在は、これからプロを目指す選手たちにとっても励みになるだろう。
キーワード解説
- リリーフとは?試合の中で先発投手が降板した後に登場し、試合の流れを守る役割を担う投手のこと。
- ホールドとは?リリーフ投手が試合をリードした状況で登板し、そのリードを守り通すことで得られる称号で、勝ち投手の資格を与えるものではない。

