2025年スカパー!ドラマチック・サヨナラ賞をヤクルトの赤羽内野手と日本ハムの郡司捕手が受賞

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2025年12月4日、セ・リーグとパ・リーグはそれぞれの「2025 スカパー!ドラマチック・サヨナラ賞 年間大賞」の受賞者を発表しました

セ・リーグからはヤクルトの赤羽由紘内野手(25歳)、パ・リーグからは日本ハムの郡司裕也捕手(27歳)が選ばれました

この賞はファンの投票によって決まるもので、ヤクルトからの受賞者は昨年の長岡秀樹に続き、2年連続で五度目となります

一方で、日本ハムからの選出は2012年の中田翔以来、13年ぶりのことです

郡司選手は、特に評価された試合において、4月11日の西武戦での記録的なサヨナラホームランを打ちました

この試合は延長十二回での対戦であり、0-0という緊迫した状況でのものでした

郡司選手は「このままファンの皆様を帰すわけにはいかない」との思いで打席に立ち、サヨナラ2ランを決めました

」と述べています

またこの日のイベントには、今シーズン限りで引退した中田翔氏(36歳)も出席しました

彼は日本ハムの4番として長く活躍し、そのイメージは今なお強いものです

郡司選手は中田氏に対し、「ファイターズの4番と言えばまだまだ中田さんのイメージが強い

打点王も何回も取られて、すごい姿を見させてもらっています

その姿を少しでも超えられるように頑張りたい」との思いを伝えました

中田氏は、4番打者としての心得について郡司選手にアドバイスを送ります

「4番になりかけた時は不安になるもので、野球を続けているうちに自然と成長していく

相手投手に向かって自信を持って行くことが重要だ」と語りました

郡司選手は「メンチを切る練習をさせていただきます」とおどけた様子で返事をし、場を和ませました

今後も郡司選手には期待がかかり、来シーズンは「開幕4番・サード」のポジションがすでに確定しているとのことです

彼は充実したオフシーズンを過ごし、開幕に向けて準備を進めると意気込みを語っています

今回の受賞報道は、若い選手たちの活躍と共に、プロ野球界の未来を感じさせる内容となっています。特に郡司選手のように、プレッシャーの中でも勝利を手にするという姿勢は、今後のプロ野球選手たちにとって模範的なものです。また、中田翔元選手からの貴重なアドバイスは、経験に基づくものであり、若い選手にとって、自信を持ってプレーすることの重要性を再確認させられる機会となりました。
キーワード解説

  • サヨナラホームランとは?試合が進行中に同点またはビハインドの状態から、最後の打者が安打を打って勝利を決定づけるホームランのことを指します。
  • 延長戦とは?試合が規定のイニングを終えても勝者が決まらない場合に、さらにイニングを続けることを表します。
  • メンチを切るとは?自信や威圧感を持って相手に対する態度を示すことを指します。特に野球の場合、バッターが相手ピッチャーにプレッシャーをかける行動を指します。

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