ソフトバンクの栗原陵矢選手、選手会長に就任し全試合出場を誓う

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ソフトバンクの栗原陵矢内野手(29)は、選手会長としてチームを牽引する決意を示した

4日に行われたトークショーにて、栗原選手は自身がけがの影響で今季は思うようなパフォーマンスを発揮できなかったことを振り返り、来季は全試合に出場することを目標に掲げた

「選手会長は関係なく、野球人として全試合に出てしっかり良い数字を残したい」と力強い言葉で意気込んだ

栗原選手は、今季も11年目という長いキャリアの中で、けがに悩まされた

開幕前のオープン戦では、フェンスに直撃して右脇腹を負傷し、その後も7月に同部位を再度痛め、長い間リハビリを強いられた結果、出場試合数は80試合にとどまった

特に2021年シーズン以降、全試合出場を果たせていないことから、来季に対する思いは一層強い

さらに、栗原選手は11月に行った腰のヘルニア手術を経て、回復も順調であることが確認された

現在はキャッチボールやランニングを再開しており、春季キャンプに間に合う見込みだ

選手会長には、これまで選手会長を務めていた周東佑京選手から後を継ぐ形で就任した

周東選手からの推薦を受けた後、悩んだ末に10月の日本シリーズ期間中に決断を下したという

「これまでは自分のことだけを考えてやってきたが、これからは避けてきたようなことにも挑戦していきたい

やってみないとわからないが、だからこそ挑戦したい」と語り、自らにプレッシャーをかけつつチームを引っ張る覚悟を示した

栗原選手はチームの団結を重視しており、「監督が言うように全員が同じ方向を向いて山を登らなければいけない

若手選手が1軍に適応できるような環境を整えたい」と語る

まずは自らのプレーで結果を出すことが最も重要としつつ、競争に勝ち抜くという意気込みを持っている

来季の栗原選手には、選手としての成長や選手会長としてのリーダーシップの両面でのさらなる活躍が期待されている

(大橋昂平)栗原選手が選手会長に就任し、全試合出場を目指すという意気込みは、チームの若手選手たちにも良い刺激となることでしょう。今季はけがに悩まされましたが、回復も順調で、リーダーシップを発揮することが期待されます。これにより、ソフトバンクのチーム全体の士気が向上し、来季の戦績にも良い影響を与えるのではないでしょうか。
キーワード解説

  • 選手会長とは?選手会長は、プロ野球チームにおいて選手たちの代表として、チーム内の意見を集約し、フロントや監督に対して提言や要望を行う重要な役割を担う。
  • ヘルニアとは?ヘルニアは、内臓や組織が本来の位置からはみ出る状態を指し、腰のヘルニアは脊椎の間の椎間板がずれて神経を圧迫することで痛みやしびれが生じる病気である。

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