セ・リーグの新人王
2025年11月26日、今年活躍した選手を表彰する「NPB AWARDS 2025 supported by リポビタンD」が行われ、セ・リーグの新人王に輝いたのがヤクルトの荘司宏太選手です2024年のドラフトで3位指名されセガサミーから入団した荘司選手は、デビューからいきなり12試合連続無失点と素晴らしい活躍を見せ、勝ちパターンのセットアッパーとしてチームに貢献しました
2025年5月にはコンディション不良で一度登録抹消されましたが、6月に復帰し、その後も安定した投球を続けました
最終的に45試合に登板し、2勝1敗、28ホールド、防御率1.05という impressive な成績を収めています
高校時代、山梨で「素材の良さ」が際立つ左腕に
荘司選手は東京都出身で、高校は山梨県の駿台甲府高校に進学しました彼は2年生から投手陣の一角として活躍し、最終学年である3年生時には県内で評判の左腕投手となります
高校3年の夏、山梨大会準決勝において、荘司選手は5回から2番手として登板し、4回を投げて1失点、4奪三振という好投を見せました
しかしチームは敗退してしまったものの、141キロのストレートをマークし、その素材の良さを示しました
当時のスカウトによる分析では、彼の体格やボールの角度、変化球の投げ分けに高い評価が与えられ、「長所を持つ選手」として期待が寄せられていたことが記されています
荘司選手の成長の過程は、多くの人にとって感動的なストーリーです。高校時代には苦労を重ね、そこでの経験が今の成功に繋がっていることを考えると、諦めずに努力することの大切さを感じさせられます。
キーワード解説
- 新人王とは？プロ野球において、そのシーズンに最も優れたパフォーマンスを発揮した新人選手に贈られる賞です。
- セットアッパーとは？試合の終盤に登板し、勝利を確実にするための重要な役割を担うリリーフ投手のことを指します。
