巨人・浅野翔吾、苦しいプロ生活からの再起を誓う

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 開花が待たれる

2023年に香川・高松商高からドラフト1位で入団した浅野翔吾選手(21)の今季は、存在感が薄かった

自身のプロ野球生活を振り返ると、「野球人生で一番悔しかった」と多少の感慨を浮かべる

若干21歳の青年は、プロの厳しさという現実を早くも体験し、自らの立ち位置を見つめ直している

 昨季は後半戦にスタメンに定着し、仲間と共にリーグ優勝に貢献した浅野選手

しかし、今季は様々な要因によりパフォーマンスが低下

特に、死球により右手首を骨折し、出場機会が激減した結果、29試合の出場で打率.187、2本塁打、8打点という成績に終わった

契約更改では100万円減の推定年俸1700万円でサインした

 浅野選手は「周りの人は『まだ高卒3年目だから大丈夫』と言ってくれるが、いつクビになるかわからない世界」とプロの厳しい現実を語る

自身の2年後の姿を想像し、4年目には「打率3割、30本塁打、100打点」という目標を掲げ、チームの中心選手となる覚悟を胸に秘めている

 チームの外野には、丸佳浩選手、中山礼都選手、若林楽人選手、佐々木俊輔選手らが名を連ねており、さらに日本ハムからFA宣言した松本剛選手も加入したが、絶対的なレギュラーは存在しない

これがチャンスでもある

浅野選手は「首脳陣から『しっかり守ることができれば一軍なんだから』と励まされている」と述べ、守備力の向上が今後の課題であることも認識している

 今オフは守備力アップにも力を入れ、パワフルな打撃を発揮するための準備を進める決意を示した

浅野選手の苦難は、多くの若手選手が直面するプロ野球の厳しさを象徴しています。彼の成長と再起に期待が高まりますが、実力を証明するためには、守備の強化がカギとなります。
キーワード解説

  • 浅野翔吾とは?:巨人に所属するプロ野球選手で、2023年に高松商業高校からドラフト1位で入団。
  • 死球とは?:ピッチャーが投げたボールが打者に当たること。場合によっては選手の怪我を引き起こす。
  • 打率とは?:選手が得たヒットの数を打席数で割ったもので、ヒットを打つ確率を示す重要な指標。

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