石井選手は2016年にドラフト2位という高評価で早稲田大学から日本ハムに入団し、ルーキーイヤーとなる2017年には114試合に出場し、打率.205を記録しました
今年、プロ9年目を迎えた31歳の石井選手は、108試合に出場し、キャリアハイとなる86安打、6本塁打、打率.259を記録するなどの躍動を見せました
特に打率は前年の.205から大幅に向上しており、これは打撃が洗練された証拠です
西武の広池浩司球団本部長は「石井選手が攻守にわたってライオンズに大きく貢献してくれることを期待している」とコメントし、獲得にあたっては「今季、多くの打撃指標でキャリアハイの数字を計上したことが印象的で、セカンドの守備でも素晴らしい貢献を果たした」と述べています
特にセカンドとは、野球の守備位置の一つで、内野手が守る二つの基点の(セカンドベース)に近い位置にあたります
また、石井選手の加入によってライオンズの内野陣に新たな競争が生まれることが期待されており、これがチーム力の向上に繋がると考えられています
西武は同日、FA権を行使した桑原将志選手(前DeNA)との入団合意も発表しており、オフシーズン中に2人目の選手獲得となりました
今回の移籍は石井選手にとって新たな挑戦であり、また西武ライオンズにとっても大きな戦力補強となるでしょう。同選手がどのようにチームに貢献していくのかが非常に楽しみです。
キーワード解説
- FA権とは?プロ野球選手が契約満了後に他球団と契約できる権利のことです。
- キャリアハイとは?選手が自身のプロキャリアの中で記録した最高成績のことです。

