広島・坂倉将吾捕手が新相棒と共に来季逆襲を誓う

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広島東洋カープの坂倉将吾捕手(27)が、来季に向けて新たな決意を固めた

彼は12月5日、大阪市内で開催された「ミズノブランドアンバサダーミーティング」に出席し、自身の成績向上を目指すための新たな装備を紹介した

特に注目されたのは、彼のキャッチャーミットとバットの改良である

キャッチャーミットの改良

坂倉は新たに改良を加えたキャッチャーミットの感覚を確認するため、真剣な表情でそのフィット感を試していた

改良のポイントは「革」の質にあり、形は大きく変えていないとのことだ

しかし、今季使用していた黒のミットは革が硬く、「はじきそう」という不安感があったと彼は語る

このため、彼は選手としてのパフォーマンスを向上させるためにミットの調整に取り組んでいる

新たな革材との出会い

坂倉は11月にミズノのミット工場を初訪問し、同社が提供する「Dブルー」と呼ばれる青色の革を勧められた

この革は黒よりも柔らかく、秋季キャンプで試したが「少し柔らか過ぎる」という印象を受けたため、黒を基調としたミットの改良版を依頼した

その結果、柔らかさが適度に改善されたミットが完成し、今後はこの二種類を使い分けながら最適なものをオーダーする計画だという

バットの短縮と操作性の向上

また、坂倉はバットについても改良を行った

彼は今季途中に巨人・丸佳浩選手からもらったバットと同じ形状を持つものを発注し、長さを今季前半に使っていたバットよりも0.25インチ(約0.6センチ)短くした

これにより操作性が向上し、より自分自身のスタイルに合ったバットとなったという

成績低下からの再起を目指す

今季、坂倉は104試合に出場し、打率は0.238、ホームランは5本、打点は37という成績を残したが、いずれも一昨年からの成績を落としている

坂倉は「全てにおいて数字が下がってきているので、もう一回上がりたい」と意気込む

彼は、思いを込めて作ってもらった道具への恩返しを誓い、さらなる活躍を遂げるための準備を整えている

坂倉選手の新たな装備への取り組みは、彼の成績向上への強い意欲を感じます。新しいキャッチャーミットや短いバットは、彼のプレースタイルに合ったものに調整されており、次のシーズンに期待感が高まります。選手の努力がどのような結果を生むのか、注視したいところです。
キーワード解説

  • キャッチャーミットとは? 捕手が投手からの球を受けるために使用する特別なグローブで、その性能が捕球や試合の戦略に大きく影響します。
  • 操作性とは? 道具や機器の使いやすさや反応の良さを示す言葉で、特にスポーツ用具においては選手のパフォーマンスに直結します。

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