巨人・岸田行倫捕手が来季へ向けた無休トレーニングを実施

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読売ジャイアンツの岸田行倫捕手(29)が、来季のさらなる飛躍を誓い、“無休トレ”に励んでいる

正捕手の地位を確立し、侍ジャパンとしての選出も期待される中、岸田は「練習していたのにゼロになるのが嫌」と語り、連日のようにG球場で自主練習を行っている

これには、関係者の間でも高い評価を得ている

この日、岸田は午前9時過ぎ、気温5度前後の中で室内練習場に姿を現した

キャッチボールやマシン打撃を行い、約2時間にわたって汗を流した

彼は「勤続疲労?全然ないですね

動けるときはしっかり動きます」と意欲を示した

岸田は今季、正捕手として定着し、キャリアハイの8本塁打、39打点を記録したが、シーズン終了後の完全休養日はわずか4日間である

また、2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へのメンバー候補としても期待されているため、特訓に力を入れている

特に、11月の強化試合「韓国戦」では新しい投球ルール「ピッチクロック」を初めて体験

無走者時は15秒、走者ありでは18秒以内に投球動作に入らなければならない

そのため、岸田は「時間制限が厳しく、慣れるまでは配球に集中するのが難しかった」と課題を口にした

侍捕手陣には、来春のキャンプまでにサイン伝達機器「ピッチコム」が配布される予定である

「ブルペンでの練習など、準備を進めていきたい」と意気込みを語った

9年目を迎える来季に向け、岸田は攻守の要としての期待が高まっている

「普段通りの生活をしているので、休養は必要ない」と語る彼は、練習に対する高いモチベーションを維持し、来季を見据えた訓練に臨んでいる

岸田行倫選手の積極的なトレーニング姿勢は、来季の成功に向けた強い意志を示しています。無休トレに励むことで、体力と技術を両立させ、正捕手としての地位を不動のものにすることが期待されています。特に新ルールへの適応も求められる中で、サポート体制の充実は重要なポイントです。
キーワード解説

  • 無休トレとは? 無休トレとは、休養を取らずに連日トレーニングを続けることを指します。選手が自己の能力を向上させるために必要な取り組みであり、強化を狙う重要な方法です。
  • ピッチクロックとは? ピッチクロックとは、ピッチャーが投球動作に入るまでの時間を制限する制度のことです。特定の時間内に投球を行うことで試合のスピード感を高めることを目的としています。
  • キャリアハイとは? キャリアハイとは、選手がこれまでのキャリアの中で最も優れた成績を記録することを指します。これにより、選手の成長や実力を評価する指標の一つとなります。

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