ドリュー・アンダーソン投手がタイガースと契約、MLB復帰が決定
2025年12月6日、日本時間の5日、アメリカのプロ野球リーグ「メジャーリーグベースボール（MLB）」への復帰が期待されるドリュー・アンダーソン投手が、デトロイト・タイガースと1年契約を結んだと、米メディア「ジ・アスレティック」のケン・ローゼンタール記者が報じたアンダーソンは、広島東洋カープでの2年間のプレーを経て、5年ぶりのメジャー復帰となる
アンダーソンは、MLBのフィリーズ、ホワイトソックス、レンジャーズに在籍した後、日本の広島に移籍
その後、2022年には13試合に出場し、3勝4敗、防御率3.60という成績を残した
2023年には21試合に登板し、6試合で先発を務めると共に、4勝1敗、防御率2.20と好調を維持
このオフシーズンには退団が発表されましたが、その後3Aで9試合を投げた後にKBO（韓国プロ野球）リーグのSSGに移籍した
韓国リーグでのアンダーソンは、2024年に11勝を挙げ、その後のシーズンでは30試合に先発し、12勝7敗、防御率2.25を記録
自己最多の171.2イニングを投げ、245奪三振という素晴らしい成績を残し、再びMLBへの道を切り開いた
このオフシーズンはアンダーソンの他にも、日本ハムと楽天でプレーしたコディ・ポンセ投手、DeNAで活躍していたアンソニー・ケイ投手がそれぞれメジャー契約を手にしており、NPBからMLBへの選手移籍が進んでいることを示しています
特にポンセはKBOでの成績が評価され、ブルージェイズと3年3000万ドル（約46億5000万円）で契約に合意し、ケイもホワイトソックスと2年総額1200万ドル（約18億6000万円）という好待遇を獲得しています
ドリュー・アンダーソン投手のMLB復帰は、選手が過去のパフォーマンスから再び高いレベルのリーグに戻れることを示しています。彼の成功は、NPBでの経験が国際的な舞台で評価される良い例であり、これからの日本人投手たちにも大きな影響を与えるでしょう。また、他の選手たちも成功例を追い、さらなる挑戦が期待される状況です。
キーワード解説
- MLBとは？アメリカのプロ野球リーグのことで、世界中から選手が集まり、最高峰の技術や競技力が求められる舞台です。
- KBOとは？韓国のプロ野球リーグで、高いレベルの試合が行われており、多くの日本人選手がプレーすることでも知られています。
- 防御率とは？投手がどれだけ失点を抑えることができたかを示す指標で、小さいほど良い成績とされます。
- 奪三振とは？投手が打者を三振に打ち取ることを指し、高い奪三振数は投手の実力を示す重要な指標です。
