ヤクルト青木新GM、優勝を目指す意気込みを語る

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東京ヤクルトスワローズは、2026年1月1日より青木宣親ゼネラルマネジャー(GM)特別補佐が新たにGMに就任することを発表しました

この発表は、青木氏が44歳の誕生日を迎えた当日に行われました

現役引退からわずか1年でGM職に就くというのは、年齢やスピードから見ても異例のことです

青木新GMは所信表明において、チームの変革を目指し「優勝」と「競争」を掲げました

「大きくスワローズが変わっていけるタイミング

怖いもの知らずで思い切っていきたい」と意気込みを語りました

また、今季まで6年間GMを務めた小川淳司氏(68)は、今月31日をもって退任することが決まっており、青木氏の新たな挑戦が始まります

青木氏は、ライトグレーのスーツで登場し、変革の覚悟を示しました

「ミッションはスワローズの礎を築くこと

一番大切だと思う

変えるところがたくさんあると思っているし、正直やりがいだらけ

生まれ変われるチャンスなので、大きくスワローズが変わっていけるタイミングだと思っています」と新GMは述べました

青木氏は日米通算2730安打を放ち、昨シーズン限りで現役を引退しました

引退からのスピード及び年齢を考慮すると、早い段階でのGM就任となります

彼は米大リーグに挑戦していた2012年から2017年までの間に7つの球団に在籍し、その経験を通じてフロント職への関心が高まり、組織づくりの重要性を学びました

「いろんなやり方を肌で感じたし、目の当たりにした

その経験をスワローズに落とし込めればと思います

実際、他球団での成功が必ずしも我々に当てはまるわけではないし、逆にその逆パターンもあります

そのため、スワローズオリジナルでのスタイルが必要です」と青木氏は強調しました

今年1年間は主に2軍施設で育成環境の確認などに努めチーム内部に目を向け、その結果をもとに青木新GMは「中長期的な視点でチーム強化に努めること」が重要な責務であると位置付けています

「競争」と「優勝」を掲げる青木新GMは、チーム力を高めながら、スワローズを頂点に導くための具体的な戦略を構築する意向を示しました

競争な中で新しいチームの形をしっかり見定め、「常に優勝を目指すことが重要」とし、強いスワローズの実現を目指しています

青木宣親新GMの就任は、ヤクルトにとって大きな転換点となるかもしれません。早々にGM職に就いた彼がどのようにチームを変革し、競争力を高めていくのかが期待されます。所信表明では「怖いもの知らずで思い切っていきたい」と語っておりその姿勢は注目されます。また、育成環境やオリジナルスタイルの構築にも力を入れることを明言しており、今後の動向が楽しみです。
キーワード解説

  • ゼネラルマネジャーとは? ゼネラルマネジャー(GM)は、プロスポーツチームの運営や戦略の全般を担う管理職のことを指します。選手の獲得や育成、チームの戦略を決定する重要な役割を果たします。
  • 所信表明とは? 所信表明は、特定の役職に就任した人が自らの考えや目標を示すことです。この場を通じて、今後の方針や意気込みを伝えます。
  • 育成環境とは? 育成環境は、選手が成長するために必要な条件や施設の整備を指します。これにはトレーニング施設やコーチの質、練習内容などが含まれます。

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