村上宗隆選手、メジャー挑戦への契約がウインターミーティング後に決定か

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今オフにヤクルトからポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を目指す村上宗隆内野手(25)の争奪戦が、「ウインターミーティング」後からクリスマス休暇の間に決着する可能性が高いと、5日(日本時間6日)にESPNが報じました

「ポスティングシステム」とは、日本のプロ野球チームが選手をメジャーリーグに移籍させるための制度で、選手が特定の期間内に移籍先チームと契約を結ぶことができます

この制度を利用して、村上選手は2023年シーズンの活躍を経て、さらなる挑戦を目指しています

メジャー契約の展望

ジェフ・パッサン記者が述べるところによれば、「日本人スター、村上宗隆はウインターミーティングとクリスマス休暇の間に契約する可能性が高い」とされています

また、バスター・オルニー記者は、村上選手に関して「各球団の間で多く語られている」と言及しました

課題と期待

ただし、一部のフロントでは「村上選手の三振の多さや守備に対する懸念から、彼がメジャーで通用するのか疑問視する声もある」とのことです

しかし、オルニー記者は「こうした入札は、1球団が本気で惚れ込めばそれで決まる」とも述べており、村上選手の大きなパワーに魅了される球団が現れれば、契約の可能性は十分にあるとしています

交渉期限とウインターミーティングの重要性

村上選手との交渉期限は、米東部時間で12月22日午後5時(日本時間23日午前7時)までとされています

ウインターミーティングは12月8日から11日(同9日―12日)まで、米フロリダ州オーランドで開催される予定で、この時期に多くの選手が契約を結ぶ動きが加速します

ウインターミーティングの中で、フィリーズからフリーエージェントのシュワバー選手は契約が決まる見込みです

パッサン記者は、「もしシュワバー選手が早い段階で契約を決め、市場の『詰まり』を解消すれば、他の契約も一気に動き出す

ウインターミーティング終盤か、クリスマス前の数週間になるかもしれない」と予測しています

村上宗隆選手のメジャー挑戦に対する期待と懸念が報じられ、選手獲得戦が白熱しています。ウインターミーティングの前後に契約が決まることが見込まれ、米国球団の評価にも注目が集まります。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?選手が日本のプロ野球チームからメジャーリーグに移籍する際に利用される制度で、移籍先チームと特定の期間内に契約を結ぶことができます。
  • ウインターミーティングとは?メジャーリーグでの選手の契約やトレードが行われる重要なイベントで、多くの球団が集まり、選手獲得を活発に協議します。

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