入江投手は今季、シーズンの序盤から守護神としての役割を担っていましたが、シーズン中盤に右上腕の神経障害に悩まされ、一時的に戦列を離れました
その後、再び一軍に復帰したものの、状態が安定せず中継ぎとしての起用に変更されることがありました
今季の成績は50試合に登板し、3勝3敗、22セーブ、6ホールド、防御率は3.15という内容です
彼は自身の今季を振り返り、「約600日ぶりに1軍に戻ってきて、あの声援を聞いた時は震えましたし、リハビリを頑張ってきて良かったと思いました
前半は良い結果を残せたものの、夏場以降に神経障害を起こしてからは結果が出せなかった
来年は一年間通して活躍できるようにしたい」と意気込みを語りました
また、入江投手は高校時代からの同級生である今井達也選手がメジャーリーグへの挑戦を決断したことにも触れ、「同じ高校の選手として、彼は常に前にいる存在です
追いつくのは難しいですが、いつの日か追い越したいという気持ちもあります
一ファンとして、彼の投げている姿が楽しみです」と感慨深く話しました
入江大生投手の契約更改は、彼が抱える課題と期待が反映された結果であると言えます。特に、神経障害からの復帰後の投球状態が心配される中でも、彼のポジティブな姿勢が印象的です。また、友人の今井選手のメジャー挑戦へのコメントも、彼自身の向上心を感じさせます。
キーワード解説
- 守護神とは?:野球において、守護神とは試合の終盤に出てきてリードを守る役割のピッチャーのことを指します。特にセーブの付く重要な場面で投げる選手に与えられたタイトルです。
- ポスティングとは?:メジャーリーグに挑戦するために、日本の選手が日本の球団に一度その希望を伝え、球団が他チームに選手を売り出す制度です。選手の交渉権を買った側が契約を結ぶことができます。
- 神経障害とは?:神経の機能が正常に働かなくなる状態を指し、痛みやしびれ、筋力の低下を引き起こすことがあります。スポーツ選手にとっては大きな影響を与える要因です。

