中日・石伊捕手の1年目評価、安定感と成長を見せる

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元中日の山本昌氏(60)と山崎武司氏(56)が、東海テレビ公式チャンネル「ドラHOTpress」に出演し、今シーズンにプロ入りした中日ドラゴンズの石伊雄太捕手(25)のプレーを評価しました

石伊選手は、捕手としてリーグ最多となる85試合に出場し、その成績についてさまざまな意見が寄せられました

リーダーシップの要素と安定感

山本昌氏は、「僕の評価は高い」と前置きした上で、木下拓哉選手が離脱したために、ルーキーである石伊選手が正捕手の役割を果たすことになったと述べました

彼は試合において重要なリードを任されましたが、負けた際に“リード”の質について批判が出ることはなかったと強調しました

石伊捕手のリード面での安定感が評価されています

打撃面の評価と成長

打撃面において、石伊選手は今シーズン打率・221、ホームラン3本、打点21を記録しています

山崎武司氏は、「合格点と言わないまでも自信をなくさない数字かな」とその成績を評価しました

また、彼が成長しているのは打撃よりも、試合中の表情であるとも指摘しました

初めの頃はヒット1本で喜んでいたが、次第に試合の重要性を理解するようになったとのことです

盗塁阻止率と守備力

盗塁阻止率は・413と、他の捕手と比較しても健闘しています

ヤクルト・古賀選手(・510)、巨人・岸田選手(・419)に次ぐリーグ第3位として、石伊捕手の守備力も評価されています

山本昌氏は、「スローイングの正確さと野手が捕りやすい軌道を持っている」と称賛しました

石伊捕手の初年度の評価は非常にポジティブです。特にリードの安定感や盗塁阻止率では高い数字を記録し、チームの信頼を獲得しています。打撃面でも自身を失わない成績を残していることから、今後の成長が期待されます。
キーワード解説

  • 捕手とは?捕手は野球において投手と最も近い位置でプレイし、試合の流れを決定づける重要なポジションです。捕手はリードと呼ばれる投球作戦を行い、相手打者にどう対抗するかを考えることで試合を有利に進めます。
  • リードとは?リードは捕手が投手に対して、どの球種を投げるか、そしてどの位置に投げるかを指示することを指します。これは打者の特性や試合の状況に応じた戦略を立てるための重要な要素です。
  • 盗塁阻止率とは?盗塁阻止率は、捕手がどれだけの割合で盗塁を阻止できるかを示す指標です。この数値が高いと、相手チームから見ると捕手として非常に頼りない存在となり、安定した守備が期待できます。

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