現役ドラフト開催、出場機会の少ない選手の新たな移籍のチャンスに

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プロ野球の現役ドラフトが、今月9日に開催されることが決まりました

今回のドラフトは午後1時からオンラインで非公開の形で行われ、各球団から必ず1人が選ばれ、また1人がチームに加わるという仕組みです

結果は当日中に発表される見込みです

現役ドラフトは、出場機会が少ない選手の移籍を促進するために導入された制度で、2022年のオフから始まりました

各球団は、外国人選手、複数年契約選手、FA資格選手、育成選手などを除き、指名対象選手のリストを提出しなければなりません

具体的には、来季の年俸が5000万円未満の選手を2人以上リストアップし、年俸5000万円以上1億円未満の選手を1人含めることができます

今回、阪神タイガースの現役ドラフト候補選手リストが、公表されました

推定年俸に基づき、未契約の選手を除外した情報が含まれているため、指名対象外である複数年契約選手も混ざっている可能性があります

今回のドラフトの流れとしては、全体の対象選手リストから各球団が希望する選手を議長に通知し、他球団からの希望を多く集めた球団が優先的に指名できる仕組みです

指名は1巡目、2巡目に分かれて行われ、1巡目では各球団が必ず1人が出て1人が入る形式が定められています

また、2巡目からは指名意思を明示する必要がなし、獲得意思のない選手の移籍も可能という新たな方式が取り入れられています

今回の現役ドラフトは、プロ野球選手にとって重要なターニングポイントとなる可能性があります。新たにチャンスを得た選手たちが活躍の場を広げ、より多くの試合でプレーする姿を見られるのはファンにとっても嬉しいニュースです。また、ドラフトのルールが改変されている点からも、選手の移籍のあり方が進化し続けていることが感じられます。
キーワード解説

  • 現役ドラフトとは?出場機会に恵まれない選手の移籍を促進するために各球団から選手を指名して移籍させる制度です。
  • FA資格選手とは?フリーエージェント資格を持つ選手で、一定の年数が経過した後、他球団と自由に契約できる選手です。
  • 育成選手とは?通常の選手とは異なり、プロ野球の育成制度に参加している選手で、登録選手数を限られた枠内で成長をさせる目的があります。

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