現役ドラフトでソフトバンクから楽天へ移籍した佐藤直樹、さらなる飛躍を誓う

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2025年12月9日、出場機会に恵まれない選手の移籍を促進する「現役ドラフト」が非公開で開催され、福岡ソフトバンクホークスの外野手、佐藤直樹(27)が東北楽天ゴールデンイーグルスへ移籍することが決定しました

佐藤は2020年にドラフト1位でソフトバンクに入団し、2023年オフには戦力外通告を受け、育成契約に切り替えました

その後、2024年途中に支配下選手に復帰し、2025年にはメジャーな活躍を見せ、自己最多の104試合に出場

打率2割3分9厘、5本塁打、18打点を記録し、いずれもキャリアハイの成績を達成しました

今回の現役ドラフトで、100試合以上出場した野手が移籍するのは過去4度目であり、初めての事例です

ソフトバンクの永井智浩編成育成本部長は、「この現役ドラフトには参加しないといけない

そして誰かを出さなければならない

その中で競争の激しい外野手を選んだ」と語り、移籍を決断した苦渋の理由を明かしました

ソフトバンクの外野陣には周東佑京柳町達がベストナインに選出され、また負傷に悩んだ近藤健介柳田悠岐に加え、有望な若手選手たちも控えているため、佐藤の立場はますます厳しくなったと言えます

佐藤は、「レギュラーを獲得し、優勝に貢献したい

どういう意味か分からないほど打ちまくりたい」と新たな挑戦に対する意気込みを示しました

これにより、京セラドーム宮城での新たな挑戦が始まります

また、ソフトバンクから移籍した選手たちの中には、阪神の大竹耕太郎や日本ハムの水谷瞬吉田賢吾も新天地での活躍を続けています

佐藤直樹選手の楽天への移籍は、現役ドラフトが選手たちに新たな可能性をもたらす良い例です。選手が自分のキャリアを改善するために環境を変えることは、より多くのチャンスを得られるための重要なステップです。
キーワード解説

  • 現役ドラフトとは?選手が出場機会を求めて他チームに移籍する仕組みのことで、活躍機会を求める選手に新たな道を与える目的があります。
  • 支配下選手とは?野球チームの中で、特定の選手が支配下選手登録されている状態を指します。支配下選手になることで、公式試合に参加できる権利が与えられます。
  • 外野手とは?野球のポジションの一つで、外野を守る選手を指します。外野手はバッティングの能力も重要とされ、試合での得点を狙う役割があります。

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