オリックス・育成選手3名が契約更改、成長と課題を語る

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オリックス・バファローズは、2025年12月10日、大阪市内の球団施設にて育成選手3名の契約更改交渉を実施した

契約を更新したのは、上原堆我投手(19)、田島光祐捕手(25)、清水武蔵内野手(22)の3選手で、いずれも年俸は250万円となり、10万円のアップが決まった

それぞれの選手の状況

上原投手は、埼玉県の花咲徳栄高校から育成ドラフト3位で入団した本格派右腕であり、今シーズンは練習試合には出場したものの、ウエスタン・リーグでの登板は実現せず、8月には腰を痛めてリハビリに取り組んでいた

「順調に来ている

年明けにはブルペンで投球ができるのが目標」と、明るい見通しを述べた

田島選手の成長と課題

田島捕手は、BCリーグの信濃から育成ドラフト5位で入団した選手で、今季ウエスタン・リーグで45試合に出場

捕手としてのリード面では成長を感じる一方で、打撃では打率・159という結果に終わり、「再度体を作り直す必要がある

打撃ではスイングスピードを上げたい」と語った

捕手は試合をまとめる重要なポジションであり、打撃力と守備力が求められる

清水選手の振り返りと今後の目標

清水内野手はBC栃木から育成ドラフト2位で加入し、ウエスタン・リーグで28試合に出場

打率・242、8打点という成績を収めたが、プロのレベルにおける技術の不足を痛感した

「投手の直球の強さを感じ、もう一つ距離が足りなかった

フィジカルを強化するためにウエートトレーニングや体幹トレーニングに取り組みたい」と意気込みを見せた

オリックスの育成選手たちが契約更改を経て、それぞれの成長と課題を語った。年俸のアップは選手たちの努力の証だが、今後の成長が期待される。特に、打撃や守備の課題に真摯に取り組む姿勢は、ファンにとっても心強いものだ。
キーワード解説

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