オリックス育成選手が契約更改、来季への決意を語る

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オリックス・バファローズは12月10日、大阪市内で育成選手の契約交渉を行い、上原堆我投手(18)、田島光祐捕手(25)、清水武蔵内野手(22)の3選手が、いずれも10万円増の250万円で契約を更改したことが発表された

今回の契約更新は、各選手の未来に向けた抱負を示す機会となった

各選手の振り返りと今後の目標

上原投手は花咲徳栄高校時代に巨人のドラフト1位選手である石塚選手と同期であり、今季は8月に腰を痛めた影響もあり、2軍の試合には出場できなかった

来季に向けては「ケガをしない体を作り、まずは2軍の試合で投げること」を目標に掲げた

田島捕手は、龍谷大平安高校からBC信濃を経てプロ入りし、2軍戦では45試合に出場し11打点を記録した

「このレベルに届かないと1軍戦力にはなれない」と感じた彼は、体を鍛え、来春のキャンプ中に支配下選手への昇格を目指すと語った

清水内野手は国士舘大学からBC栃木を経て入団し、2軍戦では28試合に出場、打率2割4分2厘、8打点を記録した

彼は「自分の技術の足りなさや来季への課題が見えてきた」と振り返り、成長を噛みしめた

趣味での癒やしも報告

清水選手は入寮時にギターを持参しており、シーズン中は気分転換にギターを弾くことも楽しんでいた

「長渕剛の『JEEP』を結構弾いていました」と楽しそうに語った

この記事からは、オリックスの育成選手たちがそれぞれ充実した1年を過ごしながらも、プロとしての厳しさを実感している様子が伺えます。特に、田島選手が他の選手と自分を比較し、自身の成長に向けた目標を明確にしている点が印象的です。来季に向けての彼らの成長に期待が寄せられます。
キーワード解説

  • 契約更改とは?契約更改は、選手がチームとの新たな契約条件を交渉し合意することを指します。
  • 育成選手とは?育成選手は、プロ野球においてチームに在籍しながらも、まだ正式な1軍選手と認められない選手を指します。
  • 支配下選手とは?支配下選手は、プロ野球チームに正式に登録された選手のことです。育成選手から支配下選手に昇格することで、1軍での出場が可能となります。

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