DeNA清水と金渕、台湾ウインターリーグでの経験を振り返る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
横浜DeNAベイスターズの育成選手、清水麻成投手(20)と金渕光希投手(19)が、台湾で行われた「2025アジア・ウインター・ベースボール・リーグ」に参加し、9日間のプログラムを終え、帰国後に横浜の二軍練習施設「DOCK」での練習を再開した

台湾ウインターリーグの成果

清水は、5試合に登板し、1勝1敗という成績を収め、特に防御率4.35を記録した

彼は「最速で150キロを出すことができ、直球を力強く投げられたので自信になっています」と語り、自己成長の手応えを感じている様子だった

一方、金渕も3試合に出場し、同様に1勝1敗、防御率6.75を記録した

彼は「台湾の選手たちはレベルが高く、変化球をより自在に操れるようになったことが収穫です

球速147キロを記録しましたが、それでもアベレージが低いので、これからさらに向上を目指していきたい」と振り返った

震災と家族の安否

台湾から帰国した翌日、彼らの故郷である青森県八戸市で震度6強の地震が発生した

清水は「すでに休んでいた時だったが、すぐに家族の無事を確認するために電話をかけました

全員無事だったので、ほっとしました」と安堵の表情を見せた

将来への期待

両投手は、今回のウインターリーグへの参加を通じて成長を実感しており、今後の公式戦での活躍が期待されている

特に、清水の150キロに達するストレートや、金渕の変化球の向上は、チームにとって貴重な戦力となるだろう

若手選手が国際経験を積むことは、今後のチームにとって非常に価値あるものである。清水と金渕が未熟ながらも明るい展望を語る姿は、ファンにとっても希望の光だ。しかし、帰国後に地震が発生したことは、彼らの心を打たれさせる出来事となった。彼らがこのような試練を通じてさらなる成長を遂げることを期待したい。
キーワード解説

  • ウインターリーグとは?:野球のオフシーズンに行われるトーナメント形式のリーグ。選手が試合を通じて技術を磨く機会となる。
  • 防御率とは?:投手の成績を示す数字で、投手が投げたイニングに対して許した得点の割合を表す指標。値が低いほど良い成績と言われる。
  • 変化球とは?:投手の球種の一つで、直球とは異なる軌道で飛ぶ球。打者を欺くために使用される。
  • 震度とは?:地震によって地面の揺れの強さを示す指標。震度が大きいほど、被害が大きい可能性がある。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。