広島・森下暢仁、契約更改で2000万円増の2億円でサイン

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広島東洋カープの森下暢仁投手(28)が、2025年12月10日、マツダスタジアムにて契約更改交渉を行い、2000万円増の2億円でサインしたことが明らかになりました

この金額は、選手のパフォーマンスや今季の活躍を反映したものとされています

今シーズン、森下投手は開幕投手を務め、22試合に先発しました

そのうち19度の「クオリティースタート」を達成しました

クオリティースタートとは、先発投手が6イニング以上を投げて、自責点を3点以内に抑える投球を指します

この記録は、投手の信頼性や安定感を示す指標として重視されています

彼はまた、昨季を上回る152回1/3の投球回を記録しましたが、勝利数は6勝14敗と大きく負け越しています

防御率は2・48でリーグ第7位に入っており、そのパフォーマンスは評価されています

しかし、シーズン終盤に右肩の張りで離脱し、チームに迷惑をかけたことを悔やみました

森下投手は、「最後までチームの中にいられなかった

借金ばかりつくって、離脱もして迷惑をかけた」と語っています

来季中には、国内FA権を取得する見込みで、将来的には海外FA権を取得することも考えられていますが、今回の交渉ではポスティングについての話は数分程度にとどまりました

ポスティング制度とは、メジャーリーグへの移籍を希望する選手が自ら他球団に移籍を希望する際に、所属球団に対して移籍金を支払う制度です

森下投手は、「成績がいいわけでもないので、中途半端にアメリカ、アメリカと言って行ける話でもない

今年の成績に関しては勝ちきれないとか、自分で思うところもあった」と述べ、チームへの貢献を優先する考えを示しました

森下投手は、「チームの中で役割を果たさないといけない」と強調し、来季はチームをセ・リーグの頂点に導くことに専念することを誓いました

森下選手の今季は成績に満足していない様子が伺えますが、それでも、彼の投球内容は一定の評価を受けています。特に、クオリティースタートを19回達成したことは、今後の成長を期待させます。来季はチームへの貢献を重視しつつ、自身の成績向上にも努める姿勢が印象的です。
キーワード解説

  • クオリティースタートとは?先発投手が6イニング以上を投げ、自責点を3点以内に抑えることを指し、投手の安定感や信頼性を示す重要な指標です。
  • 防御率とは?投手が与えた自責点を基に算出される数字で、低いほど投手のパフォーマンスが良いとされています。防御率は、イニング数で割くことで求められます。
  • ポスティング制度とは?メジャーリーグへの移籍を希望する選手が、所属チームに移籍金を支払い、他球団に移籍を希望するための制度です。

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