この中で、2023年に侍ジャパンの世界一に貢献したリリーバーの名前を挙げ、彼らの復活を期待するコメントをしました
湯浅の復活と役割
高木氏が最初に取り上げたのは、阪神タイガースの湯浅投手です彼は昨年、黄色靱帯骨化症という難病を患い、8月末に手術を受けました
現在はリハビリが順調に進んでおり、ブルペンでの投球を再開するまで回復しました
高木氏は、湯浅の魅力について「岡田監督が日本シリーズで一人一殺で使ったように、甲子園の雰囲気を変えられる選手はなかなかいない」と語り、彼が復活すれば球場の雰囲気を大きく変える可能性があると評しています
湯浅のストレートと課題
高木氏は湯浅の直球について、「そのストレートが復活してほしい」と強調し、直球のキレが戻ることがカギであると分析しました昨年は1軍登板がなかったものの、2022年には59試合に登板し、43ホールドという好成績を残しています
しかし、2023年も15試合登板にとどまっており、輝きを取り戻せれば、新しく就任した藤川新監督にとっても、重要なブルペンのピースとなるでしょう
宇田川投手の復活の期待
次に、高木氏はオリックス・宇田川優希投手の名前も挙げました彼は昨年、右肩痛に悩まされ、9月には右肘浅指屈筋の筋損傷と診断され、1軍ではわずか13試合の登板にとどまりました
高木氏は、「復活しようという思いは感じられたが、宇田川の投球ではなかった」と述べ、彼が本来の姿を取り戻すために球団全体がサポートすることが重要であると語りました
育成ドラフトからの成長
宇田川投手は育成ドラフト、湯浅投手はドラフト6位でプロに入団しましたが、両選手ともチャンスをつかみ、1軍の舞台で輝きを見せています2023年のWBCでは、彼らも侍ジャパンに選出され、世界一に貢献しました
高木氏は、この2人に対して「頑張って欲しいよね」と期待を寄せています
高木豊氏が挙げた投手たちの復活への期待は非常に大きいです。特に昨年大きな病と戦った湯浅投手や、今季の出場機会が限られた宇田川投手の姿勢には注目が集まります。彼らが復帰すれば、どれほどチームの力になるのか、ファンとしても楽しみです。
キーワード解説
- リリーバーとは?:試合終盤に登板して相手打線を抑える役割を持つ投手のことです。
- 黄色靱帯骨化症とは?:脊椎の靱帯が厚くなり、神経や脊髄を圧迫してしまう病気です。
- ホールドとは?:投手が試合をリードした状態で登板し、試合を崩さずに持ちこたえた場合に与えられる記録のことです。

