キャンプは2月1日から沖縄県・浦添市で開催される予定です
注目の新人選手として、ドラフト3位の荘司宏太投手(24歳、セガサミー)と、5位の矢野泰二郎捕手(22歳、四国IL愛媛)が一軍メンバーに選ばれましたが、昨年末に右肘のクリーニング手術を受けた村上宗隆内野手(24歳)は二軍からのスタートとなります
昨シーズンの成績と課題
ヤクルトは、2021年と2022年にリーグ連覇を達成したものの、直近の2シーズンでは連続してBクラスに沈む苦境に直面しています特に昨年の春季キャンプでは、抑え候補だった田口麗斗や復活を目指していた奥川恭伸がコンディション不良で離脱し、監督の髙津臣吾は「これだけケガ人が出たら戦えない」と語っていました
シーズンも序盤から苦戦し、最終的にセリーグ5位で終わりました
先発投手陣の防御率は12球団ワースト
ヤクルトの先発防御率は昨シーズン4.02と12球団で最も悪化し、体力的な問題から規定投球回数を超えた投手もいませんでした投手陣の課題は依然として残っており、新外国人ピッチャーのピーター・ランバートが加入しましたが、先発ローテーションの強化は急務です
ミスタースワローズの後継者探し
昨年、青木宣親が引退し、主力選手の高齢化が進む中で、次代の「ミスター・スワローズ」を期待される選手の登場が待たれています村上がメジャー移籍を視野に入れているため、新しい主力選手の台頭が必要です
若手選手の育成が鍵
一軍メンバーには、「若手よ、出てこい!」という強いメッセージが込められているかのように、多くの期待の若手選手が選ばれていますこのキャンプが彼らの成長の場となり、チームの未来を担う存在へと成長することが期待されます
キャンプメンバー一覧
| 区分 | 選手名 |
|---|---|
| 一軍(沖縄・浦添) | 石山泰稚、清水昇、奥川恭伸、吉村貢司郎、星知弥、松本健吾、小川泰弘、ピーター・ランバート、矢崎拓也、宮川哲、金久保優斗、マイク・バウマン、鈴木康平、下川隼佑、石川雅規、山野太一、荘司宏太、田口麗斗、石原勇輝、高橋奎二、長谷川宙輝 |
| 二軍(宮崎・西都) | 中村優斗、木澤尚文、高梨裕稔、大西広樹、小澤怜史、原樹理、竹山日向、阪口皓亮、丸山翔大、廣澤優、西舘昂汰、沼田翔平、西濱勇星、翔聖、山本大貴、山下輝、坂本拓己、佐藤琢磨 |
ネットの反応
ヤクルトスワローズに関するコメントは、選手の怪我、特に先発投手の状況に強い関心が寄せられています
ファンは「ヤ戦病院」と自称されるチームの厳しい状況を憂い、「何よりも怪我しない事」が重要だとコメントしています
特に昨年、開幕前から多くの選手が怪我に悩まされた経験が影響し、今年は選手の健康を最優先に願う意見が多く見受けられました
また、具体的には今年の投手陣について「規定投球回をクリアする投手が3人欲しい」との声もあり、石川投手の役割についても懸念が示されています
「石川200勝達成のために先発陣の強化が行われず、若手選手が優先されている」との意見もあり、ファンの間では先発陣の質に対する期待と不安が交錯しています
一方で、「若手はアピールのチャンス」との声もあり、若い選手たちが自分の存在を示すことでチームの層を厚くすることへの期待が感じられます
このように、若手選手たちに対する期待も多く、「濱田、丸山、澤井、赤羽、武岡、橋本、北村恵の中から2〜3人が活躍すれば、チームが楽しくなる」との期待も寄せられています
さらにファンの中には、昨年の開幕戦での選手の怪我などから、「怪我のリスクはつきものだから、大目に見なければいけない」という意見もあり、選手やコーチ陣には冷静かつ適切な判断を求めています
全体として、ファンは選手たちに頑張って欲しいとの想いを持ちつつ、チームの不安要素に対しても率直に意見を具現化しています
ネットコメントを一部抜粋
ヤクルトスワローズ名物「ヤ戦病院」。情けない話だが何よりも怪我しない事だろう。
昨年のようにキャンプでエースや抑えが離脱して、案の定春先で先発もリリーフも崩壊していた。
石川200勝達成のために先発陣強化は行いません!!ドラフトでも故障餅を優先的に獲得します!
選手はもちろん、コーチ陣もしっかり頼みますよ。怪我したらコーチの責任でもあると認識して選手を良く観察してもらいたい。
ヤクルトは塩見次第だと思っている。塩見が万全だとめちゃ怖いチームに変貌する。
キーワード解説
- 春季キャンプとは?春に行われる野球チームのトレーニングキャンプで、選手たちのコンディションを整え、新戦力を試す重要な機会です。
- 防御率とは?投手が投げたイニングに対して失点がどれだけあったかを表す指標で、低いほど良い投手とされます。
- 規定投球回とは?プロ野球選手がシーズンで一定の投球回数に達していることを示し、その基準は通常145イニングです。

