テラス席の設置が決まったバンテリンドーム
中日の本拠地であるバンテリンドームに、2026年から新たにテラス型の観客席が増設されることが発表されましたこの新しい観客席の設置は、チームの得点力や長打力に課題を抱える中日ドラゴンズにとって嬉しいニュースとなります
バンテリンドームでは、シーズン本塁打数のトップ10がここ7年間更新されておらず、ほとんどが外国人選手の助っ人によるものであることが明らかです
これに対して、テラス席の設置が本塁打の増加につながるのではないかと期待が高まっています
バンテリンドームで初めて公式戦が開催されたのは1997年4月4日です
歴代の個人シーズン本塁打記録のトップには、2006年にタイロン・ウッズが放った20本が君臨しています
その年、ウッズは47本塁打を記録し、本塁打と打点の二冠を獲得しました
ウッズは、2005年にも同球場で17本（3位タイ）、2008年には16本（5位タイ）、また2007年には13本（8位タイ）を記録し、いずれもトップ10入りを果たしています
2位には、2003年の福留孝介選手が18本塁打で名を連ね、3位タイには2017年のアレックス・ゲレーロが17本で入っています
日本人の中では、福留選手以外に、2010年の和田一浩選手が14本でランクインしています
最近では、細川成也選手が昨年チーム最多となる23本塁打を放ち、同球場で10本塁打を記録しました
このように、バンテリンドームでの通算本塁打数トップには福留選手の90本が最多で、続いてウッズの74本、和田の57本が続いています
新しいテラス席の設置がどのように影響を及ぼすのか、今後の展開に注目です
中日ドラゴンズのバンテリンドームにテラス席が設置されることは、観客の視点から見ても非常に楽しみです。特に本塁打の増加が期待されるため、ファンの観戦体験も豊かになるでしょう。新しい席でより多くのホームランを目撃できることに期待が高まります。
ネットの反応
中日ドラゴンズがバンテリンドームにホームランテラス席を設けることに関して、ネット上でさまざまなコメントが寄せられています
多くの意見ではこの取り組みに対する期待と不安が入り交じっており、特に選手の成績やチーム全体のパフォーマンスに対する影響が議論されています
テラス席の設置によってホームランが増えることが期待される中、中日には現在、細川選手以外に目立った強打者がいないため、この取り組みの効果に疑問を持つ声が多く上がっています
「いくらバンテリンドームにホームランテラス席がついても」とするコメントがその一例で、選手個々の実力不足を指摘する意見が相次いでいます
さらに、テラス席によって投手陣への負担が増えると懸念する声もあり、失点が増える可能性や、来客数が増えてもチームが勝つかどうかは別問題だという意見もあります
また、過去の名選手と比較して現状の選手たちには同じような打力を感じられないとの意見もあり、テラス席設置が単に売上増加に繋がるだけで、チームの成長に寄与するかどうかは不透明です
コメントの中には、チームの打力向上が必要であるとの指摘もあり、ピッチャー有利な球場からバッター有利な球場へと変わることで、本当に成果が上がるのか懐疑的な見方も目立ちます
このように、テラス席の設置に関する議論は一層激化しており、来るシーズンへの期待はあるものの、その成果がどう出るのか注目されています
ネットコメントを一部抜粋
いくらバンテリンドームにホームランテラス席が付いたとしても...
結局相手のが打ってたからバンテリンでも負けてたんじゃないの？
テラス席が増設され、バンテリンドームはピッチャー有利な球場から...
テラスありでも困難 中日怪物が記録した「20」...
打者有利になるけど中日の選手って他の球場でもHR打ってるか？
キーワード解説
- テラス型観客席とは？：スタジアムに設置される屋外で開放感のある観客席のことを指し、観客にとっての観戦体験を向上させる役割があります。
- 本塁打とは？：野球で選手が打ったボールが直接外野フェンスを越え、全ての塁を周って得る得点のことで、特にチームの得点力向上に貢献します。
