九里はこのオフシーズンのトレーニングで、新たなパ・リーグ仕様の投球フォームを取り入れ、キャリアハイを目指すことを誓っています
「下半身からの連動性を見直して、フォームにちょっとした変更を加えています
キャンプを通じて体に落とし込んでいければ」と九里は語ります
今年でプロ12年目を迎える彼は、9月には34歳になりますが、成績を改善するための向上心は衰えていません
彼は今オフ、個人トレーナーの指導のもと、体幹を鍛える「ウオーターバッグ」を初めて導入し、「腕だけに頼るのではなく、下半身の力を指先まで伝えるイメージを持っています」と話しました
この日のトレーニングでは、ブルペンで捕手を座らせ、変化球を交えながら45球を投げ込みました
居合わせた若手投手の曽谷選手からは「ブルペンは1クールでどのくらいやる予定ですか？」との質問が飛び交い、九里は「若い選手に負けないように頑張ります
キャリアハイを目指して、1年間しっかり投げ抜けるようにします」と意気込みを述べました
また、2年目の高島投手も九里から学んでいます
「彼はタフで、いろいろな球種を持っているので、参考になる部分がたくさんあります
どんどん吸収していきたい」と話し、チームの今春初実戦となる紅白戦での先発が期待されています
高島選手は、「実績がまだない分、結果をしっかりと積み重ねて、チームの枠を勝ち取れるよう努力します」と意気込みを伝えました
オリックス・九里選手が自主トレーニングで新フォームを公開し、キャリアハイの記録更新を目指す姿勢は、若手選手にとっても良い刺激となっています。特に、高島選手は九里選手から多くを学ぼうと感じているようです。このような経験豊富な選手の存在は、チーム全体の士気向上にもつながるでしょう。
キーワード解説
- 海外フリーエージェント（FA）とは？
- ブルペンとは？
- ウオーターバッグとは？
