中日ドラフト1位・金丸夢斗投手が自主トレを完遂、春季キャンプを前に新たな挑戦を誓う

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中日ドラゴンズのドラフト1位選手である金丸夢斗投手(21歳、関西大学)が29日、名古屋市のナゴヤ球場で行われた新人合同自主トレーニングを無事に終了しました

金丸選手は昨年、腰の負傷からの回復を目指し自主トレはリハビリから始めていましたが、この日のトレーニングでは初めて屋外のブルペンで立ち投げを披露しました

自主トレの成果

金丸投手は最終日のトレーニングで、約50メートルのキャッチボールの後、ドラフト4位の石伊投手(日本生命)を相手に20球の立ち投げを行い、その感触について「計画的に進めてきた

力感は6〜7割だったが、しっかりとした投球ができた」と安堵の表情で語りました

腰の負傷からの復帰

金丸投手は昨年の関西学生春季リーグ戦中に腰の骨挫傷を負いました

このため、最初は仲間とは別のメニューでリハビリを行ってきましたが、現在はその影響を感じさせないほど回復しており、順調に調整を進めています

「今はみんなと同じ動きができるようになってきた」と自身の成長を実感しています

体幹トレーニングの重要性

金丸選手にとっての新たな気づきは、体幹の強化の重要性でした

「リハビリで体幹トレーニングに取り組んだおかげで、安定感が出てきた」と述べ、これによってキャッチボールも負担なく行えるようになったといいます

強度を上げて、キャンプ期間中にブルペンでの投球を目指す意気込みを見せています

キャンプへの期待
チームは30日に沖縄へキャンプ地への出発を予定しており、金丸選手は「楽しみな気持ちが強い

成長できる期間にしたい」と語りました

先輩選手からの技術や生活面のアドバイスを受けることに意欲を示しながら、新たなシーズンに向けて準備を進めます

この日は、米ナショナルズへの移籍が決定した小笠原投手がナゴヤ球場に訪れ、金丸選手と初対面を果たしました

金丸選手は彼に「頑張ってね」と激励され、刺激を受けた様子でした

金丸夢斗選手が腰痛から回復し、順調なトレーニングを進めている様子は非常に心強いものです。若手選手が新たな発見をしながら成長を目指す姿勢は、ファンにとっても期待が膨らみます。特に体幹トレーニングの重要性を認識している点は、今後のパフォーマンスにも良い影響を与えることでしょう。
キーワード解説

  • ドラフト1位選手とは? - ドラフト1位とは、プロ野球の選手獲得の際に、各球団が最も注目している選手を指名することを指します。
  • 自主トレとは? - 自主トレーニングとは、選手が監督やコーチの指導なしに、自分の判断で行うトレーニングのことを指します。
  • 体幹とは? - 体幹とは、体の中心部にあたる部分で、健康や運動において非常に重要です。体幹を鍛えることで、身体のバランスや安定性が向上します。

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