阪神鳴尾浜球場、2軍施設としての最終日を迎える

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2025年1月30日、阪神タイガースのファーム本拠地である阪神鳴尾浜球場が、2軍施設としての役目を最後に終了しました

この日をもって、同球場は約30年にわたった歴史に幕を閉じ、選手たちの新たな拠点が尼崎市の「ゼロカーボンベースボールパーク」に移転することになります

鳴尾浜球場は、1994年に開場し、その翌年には発生した阪神・淡路大震災によって一時使用停止となるなどの困難も経験しましたが、その後も発展を続け、主にウエスタン・リーグの公式戦や、大学生・社会人とのプロアマ交流戦を通じて、多くの選手にとって重要なトレーニングの場として利用されてきました

また、NPBアンパイアスクールの開催地としても重要な役割を果たしてきました

選手たちは、この球場で毎日の練習を通じて技術向上に努め、その後の疲れを虎風荘内のサウナで癒してきました

虎風荘は4階建ての選手寮であり、選手たちの生活の場でもありました

鳴尾浜球場の施設概要

項目 詳細
所在地 兵庫県西宮市鳴尾浜1の3の9
開場年 1994年
甲子園チックサイズ 両翼96メートル、中堅120メートル
主な付帯施設 室内練習場、選手寮「虎風荘」
新たなファーム拠点のゼロカーボンベースボールパークは、環境に配慮した設計を施しており、選手たちは今後、そこで新たな経験を積むことになります

ファーム選手たちの活躍に注目が集まります

今回の鳴尾浜球場の最終日は、多くの選手や関係者にとって感慨深い一日となりました。約30年もの間、選手たちの成長を支えてきたこの球場の存在は大きく、今後の新しい拠点でも、同様に選手たちが成長し活躍していくことを期待したいと思います。
キーワード解説

  • ファームとは?:ファームは、プロ野球チームの2軍選手が所属するチームのことで、主に育成や試合出場を通じて選手を鍛えます。
  • ウエスタン・リーグとは?:ウエスタン・リーグは、プロ野球のセントラル・リーグに所属するチームの2軍選手たちが試合を行うリーグです。
  • NPBとは?:NPBは、日本プロ野球の略称で、プロ野球の最高峰を指します。プロ野球チームの運営やリーグ戦を統括しています。

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