楽天小郷裕哉、黄金ルーキーに負けじとキャリアハイを目指す

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楽天の外野手、小郷裕哉選手(28)が、2025シーズンに向けてさらなる成長を目指している

沖縄県内で行われた自主トレーニングに参加する中、小郷選手は新たに加入したドラフト1位の宗山塁内野手(21=明大)との競争を意識している

宗山選手の加入により、楽天のキャンプは今まで以上に注目を集めており、小郷選手は「報道陣の方がたくさんいたので、今年は宗山くん中心というか、盛り上がると思うんで、僕も負けないように頑張りたいと思います」と意気込みを語った

昨シーズンは、キャンプ序盤の打撃練習中に右足首を捻挫し、右距骨骨挫傷という診断を受けたことにより、シーズン中に離脱を余儀なくされた

それでも小郷選手は「けがを恐れて、やっていてもうまくはなんないんで」と振り返り、コンディショニングを整えてシーズンに臨む意思を示した

昨季、小郷選手は12球団唯一の全試合フルイニング出場を達成し、自身初の規定打席にも到達

打率は2割5分7厘、7本塁打、49打点、32盗塁と素晴らしい成績を残した

全試合に先発出場したことは嬉しい成果だったが、「去年、フルイニングで出場できたこと以外で、成績面で僕は満足できることはなかった」と悔しさを隠さず、キャリアハイを再度叩き出す決意をのぞかせた

2025年シーズンも小郷選手の活躍が期待され、チームにとって欠かせない存在となっていくことが予想される

彼の目標はただひとつ、全ての面で成長し、再びキャリアハイを更新することである

小郷選手の意気込みは素晴らしいものです。新人選手が加入することで、競争が激化しているシーズンで、自らの成績に満足できない彼の姿勢は、他の選手にとっても良い刺激となるでしょう。予期せぬ怪我からの復帰を果たすために、コンディショニングを大切にしている点も注目に値します。
キーワード解説

  • フルイニング出場とは?ゲームの全イニングに出場することを指します。選手にとって非常に価値のある成績です。
  • 規定打席とは?シーズン中に規定の打席数を満たすことです。これに到達することで選手としての評価が高まります。

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