中でも注目を集めているのが楽天のドラフト1位選手、宗山塁内野手(21)です
明治大学からのスカウトで選ばれた彼の初実戦は、今春11日の日本ハムとの練習試合(金武で行われる予定)でのデビューが決定しています
宗山選手は遊撃手としての起用が明言
三木肇監督は、宗山選手を練習試合で遊撃手として起用することを発表し、彼に対する期待は高まるばかりです宗山選手は「20年に1人の遊撃手」として評価されており、沖縄県金武町で行われた自主練習においても、その実力を披露しました
約2時間にわたる練習では、彼のプロとしての新たなスタートに向けた取り組みが見受けられました
「お金を取れる守備」を持つ新星
アマチュア野球担当の専門家によれば、宗山選手は「お金を取れる守備」を持っているとの評価を受けていますこの評価は、03年のドラフトで阪神に入団した鳥谷選手以来のものであり、非常に大きな期待が寄せられています
広島の苑田聡彦スカウト顧問も「プロ野球含めて日本で一番うまい遊撃手」と絶賛しています
このような評価は、昨季のゴールデングラブ賞受賞者である西武の源田選手や広島の矢野選手に肩を並べるもので、期待される実力を示しています
卓越した技術とプレーの美しさ
昨年、NPBの審判員を務めた記者は、明治大学の紅白戦で実況を行った際に宗山選手のプレーに魅了されましたそのプレー内容は脱力感がありながらも無駄のない動きで、打球が自分に向かってくるように見えるほどの素晴らしい捕球技術を持っています
また、捕った後の送球の速さや鋭さも際立っており、まさに「蝶のように舞い、蜂のように刺す」といった表現がぴったりです
新人遊撃手としての期待と歴史的な成果
もし宗山選手が新人遊撃手としてゴールデングラブ賞を獲得すれば、それは88年の立浪和義選手(中日)以来の快挙となりますそれにより「20年に1人」から「40年に1人」というさらなる期待値に引き上げられることでしょう
今後のシーズンで彼のプレーから目が離せません
宗山選手に寄せられる期待は非常に高いです。若手選手が活躍することはチームにとっても大きな力になります。彼のデビュー戦が非常に楽しみであり、今後の進化にも注目が集まります。
ネットの反応
楽天の宗山選手に対して、コメント欄では期待の声が多く寄せられていますが、過度な評価に対しては慎重な意見も目立ちます
「20年に1人の逸材」として注目されている宗山選手ですが、まだプロでの経験がないため、今後の成長を見守りたいという意見が多いです
また、守備力が高く評価されている一方で、打撃能力の重要性を強調するコメントもありました
特に、守備だけでは試合に出られないとの意見は、宗山選手の将来における課題を指摘しています
さらに、宗山選手のプレーがすでに高いレベルにあると評価される中で、源田選手と比較されるコメントもあり、逆にその比較が彼に与えるプレッシャーを心配する人もいました
また、プロの世界では前評判通りに活躍するのは難しく、ファンには冷静な期待をしてほしいとの意見が見られました
他にも、楽天の内野が天然芝であることが彼にとってのチャレンジになる可能性や、チーム環境が恵まれているため、宗山選手の成長をサポートする要因となることが期待されています
全体として、ファンは宗山選手に期待を寄せつつも、過度なプレッシャーを避けて今後の成長を楽しみにしている様子が伺えました
ネットコメントを一部抜粋
この世代で目立った子が居なく持ち上げてるって事がない様に…
やたら神を連発する風潮みたいに、持ち上げれば持ち上げるほど軽く感じるから止めて欲しい。
捕球から送球の間にまだ遊びがあるかな…今は源田の方が上。
まだプロで活躍していないので過大評価は避けたい。
楽天の本拠地は内野が天然芝、日本にはあまりない。
キーワード解説
- 遊撃手とは?:野球において、遊撃手は内野のポジションであり、バッターが打ったボールを捕球し、アウトにする役目を担っています。特に俊敏性と正確な送球が求められるポジションです。
- ゴールデングラブ賞とは?:ゴールデングラブ賞は、プロ野球選手の中で最も優れた守備を見せた選手に贈られる賞です。シーズン中の守備の総合的な力量を評価されます。

