悪天候の中、選手たちは屋内練習場で汗を流し、特に注目を集めたのは2年目を迎えたドラフト1位右腕・西舘勇陽投手です
初日からブルペンに入り、力強くボールを投げ込みました
西舘投手のピッチングを間近で見守ったのは阿部慎之助監督です
監督は数球を見守った後、打者の動きやボールの軌道について身ぶり手ぶりを交えて説明し、具体的なアドバイスを送りました
阿部監督の指導は選手にとって非常に貴重で、西舘投手もそのアドバイスに大きく頷きながら、さらに数球投げ続けました
西舘投手はルーキーイヤーの昨季において、28試合に登板し、その中で1度の先発を含む活躍を見せました
特筆すべきは、新人タイ記録となる「開幕から10試合連続ホールド」を達成したことや、防御率0.00を継続した試合数である8試合を記録したことです
しかし、その後はフォームの乱れから苦しみ、2軍での調整を余儀なくされました
シーズン終盤には新たなフォームを取り入れ、さらに進化を目指しています
新シーズンに向けた意気込みも披露し、「開幕ローテーション、1年間ローテーション」を目標にしていると語った西舘投手
キャンプ初日からそのアピールは明確で、ファンや関係者の期待を背負っていることを感じさせる姿勢がありました
西舘選手の積極的な姿勢と阿部監督の指導方法が見る者に感動を与えます。この新シーズンにおいて彼の成長が期待されるだけでなく、チーム全体の士気を高める要素ともなるでしょう。
キーワード解説
- ブルペンとは? ブルペンは投手が試合の前に投球練習を行う場所で、試合での登板前に調整するために使用されます。
- ホールドとは? ホールドはリリーフ投手が試合中に自チームがリードしている状況で登板し、ゲームを締めるためのとっても大事な役割を果たした際に与えられる記録です。