彼は「プロで生きていくためには1年間安定した投球ができないといけない」と、今年のテーマを明確にしました
昨シーズン、永島田選手は制球力の向上が見られ、開幕から6試合連続で自責点0を記録しました
4月27日のオイシックス戦ではセーブを挙げ、彼の成長は注目を集めました
チームメイトの柿沼友哉捕手も、昨年の取材で「別人のように良い球を投げる」と評価しています
しかし、シーズンの後半には苦しい時期が続きました
5月には防御率が5.40、6月には12.60と、安定性が欠如しました
その原因について永島田選手は「前半戦はうまく行ったが、悪化した際の修正ができなかった」と振り返り、今シーズンに向けて「修正できるアイディアを持ちながら練習に取り組んでいる」と意気込みを語りました
特にセットポジションでの安定性は見られるものの、クイックピッチではばらつきがあるため、キャンプ中にこの部分も改善することが目標となっています
また、彼は156キロのストレートを記録するなど、球速に関しては良好な結果を維持しています
変化球においては、昨季に続いてフォークやスライダーを磨いているとのことですが、現在はスライダーに重点を置いて練習中です
今季に向けては投球フォームの見直しを行い、「コンパクトなフォームに変えた」と説明し、より強い球を狙います
永島田選手は「1試合でも多くの登板機会を得て、早く支配下登録に昇格したい」と、今シーズンの目標を掲げています
彼の安定感が、今後のプロ生活において重要な鍵となるでしょう
永島田選手の安定した投球を目指す姿勢は、今年のシーズンに向けて非常に重要です。特に、本人が抱える課題をしっかり把握し、改善点を明確にする努力が見受けられます。今後の成長に期待がかかります。
キーワード解説
- 育成選手とは?:育成選手は、チームに所属するが、プロ契約を結んでいない選手のことを指し、成長を期待されながら育成されます。
- 制球力とは?:制球力は、投手がどれだけコントロールよくボールを投げられるかを示す能力のことで、試合での成果に直結します。
- クイックピッチとは?:クイックピッチは、ランナーがいる状況で速く投げる技術で、盗塁を防ぐために重要です。
- 支配下選手とは?:支配下選手は、プロチームの一員として正式な契約を結んだ選手で、試合に出場できる権利があります。

