通常、パシフィック・リーグの公式戦では投手が打席に立つ機会は少なくなっていますが、新庄監督は大胆な選手起用を計画しています
この日、山崎選手は1軍キャンプ地である名護で行った打撃練習に参加しました
彼は61スイングを行い、柵越えは達成しなかったものの、強風の中で右中間スタンド手前までボールを運ぶ場面が見られました
新庄監督は打撃練習を行わせた理由について、「交流戦ではなく、シーズン中にDHに備えてのこと
冗談抜きにして」と説明しました
監督は続けて、「彼のようにフォアボールを選べるバッターは少ない
選球眼が優れており、ストライクが来たときにしっかり打てるので、面白い存在になるかもしれないと考えています」と述べました
この発言からも、山崎選手のバッティングに対する期待感が伺えます
また、新庄監督は「レイエス選手をファーストに、山崎選手をDHに起用する計画も考えているかもしれない」と、さらなる飛躍に向けた展望を示しました
山崎選手自身は打撃練習の頻度について「1クールに1回ぐらい」と話していましたが、監督は「本気でやるからには中途半端にさせない
もしかしたら練習の頻度が増えるかもしれない」と述べ、山崎選手への期待を強調しました
もし山崎選手がDHとして起用されれば、打順については「8番か9番が理想
フォアボールを選び、上位打線へ繋げたい
終盤には代走を出せば良いし、出塁率が4割あれば、通常の野手よりも高い確率で出塁できる」と打順に関する考えも述べました
新庄監督が山崎福也投手のDH起用を検討しているというのは非常に興味深いニュースです。通常投手は打席に立つことがないため、彼の独自の打撃スタイルを生かした戦略が打ち出されることに期待が高まります。ファンとしては、選手起用の新たな可能性にワクワクするばかりです。
ネットの反応
日本ハムの新庄監督が、投手・山崎福也を通常の公式戦で指名打者(DH)として起用する計画を発表し、この発言に対するファンや専門家からの意見が集まっています
コメントの中には、山崎選手の打撃力に期待する声や、二刀流としての挑戦が新しい可能性を示唆するとの楽観的な意見が見られました
また、選手自身の努力や成長を期待する声も多くありました
一方で、投手としての調整が疎かになるのではないかという懸念も浮上しています
このように意見が分かれる中、山崎選手の実績や選球眼に注目する意見もありました
先日、山崎選手が重度の脳腫瘍を克服してプロ入りし、現在も活躍していることも評価されています
彼が打者としての実力を示し、投手としても成長することができれば、野球の新たな形が生まれるかもしれません
そして、この新たな試みがどのように実を結ぶのか、オープン戦での彼のパフォーマンスが注目されています
新庄監督の持論である「ショー要素」を取り入れたこのプランが成功するかは、選手やファンからの期待が寄せられていますが、一方で、実際の試合での結果が求められています
ネットコメントを一部抜粋
それを聞いて五十幡あたりが奮起してくれたら、というのもあるかもだけど。
重度の脳腫瘍を乗り越えて、プロ入りし活躍中の山崎福也「投手」も、三十代。
かつて野村監督が新庄に二刀流やらせたのと同じだと思う。
人寄せパンダとして、使っても良いんでないかい。
打撃も良いなら、二刀流のメリットは投手目線の考え方ができることかと。
キーワード解説
- DHとは?:DH(指名打者)は、野球において投手の打席の代わりにバッターを立たせるルール。パ・リーグでは広く使用されている。
- フォアボールとは?:フォアボールとは、投手が4球のボールを投げたことでバッターが自動的に1塁へ進むこと。出塁率を上げるために重要な戦略の一つ。

