監督の藤川球児氏は、選手たちに複数ポジション制の練習を求める方針を示しました
特に、今季5年目の高寺望夢内野手(22)がシートノックで左翼守備に挑戦しました
高寺望夢の挑戦
高寺選手は、昨年ウエスタン・リーグで最多の124安打を記録し、本職の内野ではレギュラー陣が厚い状況ですそのため、非凡な打力を生かすために外野に挑戦することになりました
春季キャンプ前に藤川監督からポジション変更の指示を受け、自前の外野用グラブを用意し、初めての左翼守備にもかかわらず軽快な動きを見せました
高寺選手は、「初めてにしてはスローもできました
1軍に残るためには、言われたところでしっかりと守れるように練習をしていきたい」と気合十分です
他選手のポジション挑戦
藤川監督は、他の選手にも「右翼以外」のポジションをこなすことを求めています森下選手はシートノックで初めて中堅に入った後、4日には左翼守備も経験する予定です
昨季はすべての試合で右翼に出場した森下選手ですが、今キャンプでは各ポジションで6試合ずつ出場することが目指されています
筒井外野守備兼走塁チーフコーチは、「センターをやらせて、はつらつとした動きをしていた
ポジションを回していきながら様々な可能性を探る」と説明しました
まとめ
阪神タイガースの春季キャンプは、新たに複数ポジション制の練習を導入し、選手たちがより多様な役割を果たせるように進化を目指していますこの取り組みが今シーズンの戦力アップにつながることが期待されます
阪神タイガースが導入した複数ポジション制の取り組みは、選手の適応能力向上やチーム戦力の強化に寄与する可能性があります。特に、高寺選手の外野挑戦は、新たな武器を生み出すチャンスとなるでしょう。また、森下選手の異なるポジションでの経験も、チームの柔軟性を向上させることが期待されます。
ネットの反応
阪神・藤川球児監督が、シートノックで初めて左翼を守った内野手の高寺望夢選手にオールラウンダーとしての期待を込めたというニュースに対して、多くのファンや野球関係者からさまざまなコメントが寄せられています
まず、高寺選手の持ち味である強肩や快速を活かしつつ、特に内野での竞争の中で、熊谷選手や植田選手らと争えるだけの打撃力を持つことが重要だという意見が多く見受けられます
ファンは、高寺選手が今後センターでの活躍を期待しているようで、彼の成長に期待する声も上がっています
ネットコメントを一部抜粋
いずれはセンターかな
強肩、かなりの俊足(盗塁数は能力より少ない?)、一軍のボールになじめば一定の長打力を持ちます。
あまり打撃に期待できない熊谷植田の枠を獲りにいけ、という球児監督の意図を感じます。
高寺は中野とのセカンド争いが良いと思うな
入団一年目の秋のフェニックス・リーグで打率5割以上を残し....頑張れ高寺。
キーワード解説
- シートノックとは?: 野球の選手が試合の前に行う練習で、守備や打撃の基本技術を確認するためのものです。
- ウエスタン・リーグとは?: 日本のプロ野球における2つのコースの1つで、こちらは主に西日本のチームが所属するリーグです。
- オールラウンダーとは?: どのポジションでもこなせる能力を持つ選手を指し、チームに多様性をもたらします。

