阪神タイガースの名監督、吉田義男氏が91歳で死去

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プロ野球チーム阪神タイガースの監督として、1985年に球団史上初の日本一に導いた吉田義男(よしだ・よしお)氏が、2025年2月3日午前に脳梗塞(のうこうそく)のため死去したことが4日に明らかになりました

91歳でした

吉田氏は京都府出身で、通夜と告別式の詳細は非公表とされています

今回の訃報を受け、現在阪神タイガースの監督を務める藤川球児氏(44)は、「突然の訃報に驚いています

偉大な大先輩であり、お元気な姿で再会するつもりでしたので、残念でなりません」とコメントを発表しました

藤川監督は、「先輩方が作り上げた伝統を私たちが責任を持って受け継ぎ、次の世代に繋いでいきたいと思っております」とも述べ、吉田氏に良い報告ができるよう全力でシーズンを戦うと誓いました

球団の粟井社長は、「この度は突然のことで、大変驚いております

昨年もお元気な姿を拝見しておりましたので、信じ難い気持ちです」と述べ、吉田氏の功績を称えました

現役時代には、「牛若丸」と呼ばれる華麗な守備を誇り、通算350盗塁は球団歴代2位という記録を持ちます

また、1985年には阪神をリーグ優勝と球団初の日本一に導いた功績により、正力松太郎賞も受賞しました

吉田氏は、監督業を終えた後もフランス代表監督を務めるなど、国際的な野球の普及にも貢献しました

彼の背番号23は阪神タイガースの永久欠番として、今もファンに愛され続けています

球団も吉田氏の功績に深い感謝と敬意を表し、故人のご冥福を心より祈ります

吉田義男氏の死去は、プロ野球界における大きな損失と言えるでしょう。彼は阪神タイガースの監督として歴史を刻む功績を残しました。今後のチームがその伝統をどのように守り、発展させていくのかが注目されます。
キーワード解説

  • 脳梗塞とは?脳の血管が詰まり、脳細胞に血液が届かなくなる病気で、重篤な障害や死を引き起こすことがあります。
  • 監督とは?スポーツチームを指導・運営する役割で、試合戦術や選手の育成、チームの戦績を向上させるために重要な存在です。
  • 永久欠番とは?特定の選手の背番号が、その選手の偉業を称え、再び使用されないことを示すために、球団が永久に使用を禁止する制度のことです。

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