このシーズンで特に注目されるのは、正捕手のポジションを巡る競争です
昨季の捕手たちの活躍
昨年のシーズンで1軍出場を果たした捕手は4人中でも山本祐大が最も多く主戦捕手として出場し、108試合に出場して打率.291を記録しました
彼はエース左腕の東克樹とのコンビで知られ、攻撃面でも貢献しました
しかし、9月には右手首に死球を受けて骨折し、チームに大きな影響を与えました
ポストシーズンでの戸柱の活躍
山本が離脱した後、特に目立ったのは戸柱恭孝です彼はクライマックスシリーズ(CS)の阪神との戦いで、7試合連続で先発出場し、全試合で安打を記録
打率.346、1本塁打、6打点と抜群の成績を残し、CSのMVPに選ばれる活躍を見せました
伊藤光の試練
一方、ベテランの伊藤光は39試合に出場しましたが、打率.205と苦しみましたポストシーズンでは阪神とのCSファーストステージ初戦で先発を任されましたが、左ふくらはぎの肉離れにより、その後はチームを離脱せざるを得ませんでした
新たな競争の波
今シーズンは、35歳を迎える戸柱と36歳の伊藤が正捕手争いに名乗りを上げていますプロ3年目の松尾汐恩も期待されており、彼の非凡な打撃センスと守備力が正捕手争いをさらに熱くすることでしょう
再加入したバウアーが影響か
また、サイ・ヤング賞を受賞した右腕トレバー・バウアーが再びチームに加入することで、捕手陣の競争に影響を与えるかもしれません2023年シーズンでは、伊藤が主にバウアーの女房役を務めました
高い相性に基づく緻密なミーティングが、バウアーの活躍を支える要因でした
チーム力の向上に期待
扇の要とも称される捕手陣が高レベルで競い合うことができれば、全体的なチーム力も向上すると考えられます今シーズンのスローガン「横浜奪首」に向けて、三浦大輔監督がどのように捕手を配置し、堅守の野球を確立していくのかが注目されます
(文/構成:ココカラネクスト編集部)捕手陣の激しい競争が横浜DeNAベイスターズの今季の成功を左右する可能性が高い。特に山本、戸柱、伊藤、松尾の4選手がしのぎを削る中、バウアーの再加入がどのように影響するかが大きなポイントとなりそうだ。
ネットの反応
DeNAの正捕手争いが今年も注目されています
選手層が厚くなっている中、特にバウアー加入により捕手に期待される役割が増しています
コメントには、山本、戸柱、松尾の3人が主要な候補とされており、各選手の特性や過去の活躍について意見が寄せられています
バウアーとのコンビを考えると、松尾を専属捕手にして経験を積ませると良いのではないかという声も多く見られました
若手捕手の台頭が期待される一方で、ベテラン選手の存在も無視できず、彼らの経験がチームにとって重要な要素になることが指摘されています
ネットコメントを一部抜粋
バウアーとは松尾を組ませてはいかがだろう。
一軍の三枠迷う所だけどこれだけ層が厚ければ万が一の事態に対応しやすい。
正捕手は山本。松尾の扱いが難しいですね。
山本祐大、松尾汐恩、第3の捕手の図式になるのが理想的。
捕手も分業でいいのではと思う。
キーワード解説
- クライマックスシリーズ(CS)とは?プロ野球のポストシーズンに行われるプレーオフの一部で、特にセ・リーグとパ・リーグのチャンピオンが日本シリーズに進出する権利を賭けて戦います。
- サイ・ヤング賞とは?アメリカのメジャーリーグにおいて、年間最も優れた投手に贈られる賞で、投手の突出した成績を表彰するものです。
- 捕手とは?野球において投手の後ろでボールを受ける選手で、試合の展開を左右する重要なポジションです。

