ソフトバンクの新星、庄子雄大選手が抱える二つの挑戦

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ソフトバンクのドラフト2位として注目を集める庄子雄大内野手(22歳、神奈川大学出身)が、5日にプロ野球での目標を明言した

春季キャンプで唯一A組(1軍)でスタートした庄子選手は、チーム内での競争相手として周東佑京選手と今宮健太選手の名前を挙げ、特に周東選手とのスピード勝負、今宮選手への打撃力での挑戦を強調した

プロの壁、周東選手と今宮選手

庄子選手が言及した周東佑京選手は盗塁王に3度輝いている俊足の選手で、今宮健太選手は5度ゴールデングラブ賞を受賞した守備の名手

庄子選手が持ち味とする50メートルを5秒7で駆け抜けるスピードと堅実な遊撃守備は、これらの先輩選手と比較すると依然として容易とはいえない

それでも「二つの大きな壁を乗り越えるために、まずはA組で完走したい」と語り、次のステップへと着実に歩みを進める姿勢を見せた

新人の特訓、動物園でのアクティビティ

5日はキャンプ初の休日で、庄子選手はB組(2軍)の同僚である岩崎選手と共に宮崎市内の動物園を訪れた

そこでは50頭のヤギを追ったり、ゾウの背中に乗ったりと、リフレッシュするひとときを楽しんだ

庄子選手は「ゾウの背中は高くてバランスが必要だったが、あまり怖さはなかった」と述べ、今回の体験が心の余裕につながったことを語った

庄子選手が抱える周東選手と今宮選手という二つの課題は、今季のソフトバンクのチームの中でも特に注目されるポイントです。選手同士の競争がもたらす成長が期待できるだけに、彼の今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • ドラフト:プロのスポーツチームが大学や高校から選手を選ぶ制度
  • A組:プロのチームにおける1軍選手が集まるグループのこと
  • ゴールデングラブ賞:フィールドプレーで優秀な選手に贈られる賞
  • 盗塁:相手の投球中に次の塁に進む技術のこと

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