中日ドラフト1位・金丸夢斗投手がブルペン入り、1軍昇格へ向け前進

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
中日ドラゴンズのドラフト1位、金丸夢斗投手(22歳=関西大学)が、読谷キャンプで順調に投球練習を行い、1軍昇格に向けて一歩前進しました

金丸選手はこの日、2度目のブルペン入りを果たし、特にそのパフォーマンスが注目を集めました

ブルペン練習の内容

金丸選手は、2日の立ち投げでの20球に続き、今回は立ち投げ8球の後、捕手が片ひざをついた中腰姿勢で40球を投げ込むという内容でした

中腰でのキャッチングは、通常の練習よりも投手にとって負担が少なく、コントロールを確認するのにも効果的です

金丸選手は大きく振りかぶった後、その美しい回転の直球を投げ込むたびに、乾いたミットの音が響き渡りました

終盤にはセットポジションからの投球も行い、「投げた感じは6、7割

感覚は結構いい」と、良好な手応えを感じていることを述べました

リハビリの経過とチームへの適応

金丸選手は、学生時代に腰を痛めて以来、リハビリを続けている状況ですが、無事に5日間の第1クールを完走しました

「慣れないところも多々あるけれど、先輩方と追い込めて楽しくやれている

とても充実しています」と話す金丸選手

チームにすっかりなじんでいる様子です

指導者からの期待

この日は1軍が休日でしたが、井上監督は2軍の視察を行いませんでした

ただし前日4日には、金丸選手とドラフト2位の吉田聖弥投手(22歳=西濃運輸)について、「順調にいけば楽しみ

ドラフト1位を3人持っている気持ちになった」と、将来の成長に期待を寄せるコメントを発表していました

金丸選手、右肘手術からの回復を目指す草加投手、即戦力として期待される吉田投手がシーズン中に戦列に加わることで、中日ドラゴンズの投手陣が厚みを増し、3年連続の最下位脱出やクライマックスシリーズ進出に向け、大きな力になることが期待されています

金丸夢斗投手のブルペンでの成果は、彼のリハビリからの復帰の進捗を示しています。投球練習を通じて、感覚を取り戻し、チームに徐々になじんでいることが確認できます。さらに、若手選手への期待も高まり、ドラゴンズの将来に光を見出すことができるかもしれません。
キーワード解説

  • ブルペンとは?:野球の投手が投球練習を行う専用のエリアのことを指し、試合前やリハビリ中に使用されます。
  • セットポジションとは?:投手が投球前に取る姿勢の一つで、ランナーが出ている時やプレッシャーのある場面で用いられることが一般的です。
  • クライマックスシリーズとは?:プロ野球のシーズン終了後に行われるプレイオフ形式の試合で、各リーグの上位チームが対戦し、日本シリーズの出場権を争います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。