6日、宗山選手は2打席目において、走者が一、二塁にいる状況で、強烈な打球を右前方向に放ち、この打席がプロでの初安打となりました
キャンプ中、宗山選手は内野手としての肩書きを披露し、特に守備面では併殺プレーを5回成功させ、チームに重要な貢献を果たしました
この初安打を含むシート打撃後、宗山選手は自らのパフォーマンスについて「もう一つ、タイミングを待てればベストでした」と冷静な分析をし、次の打席に向けての向上心を見せました
対戦相手は2年目の右腕投手である坂井選手で、初打席では4年目の右腕、松井選手から四球を選んでいます
宗山選手はプロの投手の球速に慣れることが必要だと課題を口にしました
守備面では、宗山選手はこれまで数多くの打球を処理してきたことを振り返り、「同じ打球は2回来ないので、練習から試合を意識したい」と自らの成長を促す言葉を残しました
さらに、キャンプ中には、チームのオーナーである三木谷浩史氏とゼネラルマネージャーの石井一久氏が直接視察に訪れ、彼のプレーを見守っていました
三木監督は「自分で考えながらプレーしているので静観したい
実戦に入ってからいろいろと話し合いたい」とルーキーの自主性を尊重する意向を示しています
宗山選手は、日本ハムとの練習試合が11日に予定されている中、「この世界の実戦練習に慣れることが大切で、いい準備をしないと何が良くて何が駄目なのか分からない」と緊張感を持ちながらも、自らの成長を目指す意欲を語りました
宗山選手の初安打と守備での貢献は、楽天の強化を目指すチームにとって非常に重要です。ルーキーとして順調に成長を遂げ、監督やGMからの信頼を得ているのは非常に心強いことです。今後の練習試合がどう展開するか期待が高まります。
キーワード解説
- シート打撃とは?実戦形式のバッティング練習で、選手がピッチャーと対戦することで、より実践的な打撃力を鍛えることを目的とした練習です。
- 併殺とは?一度のプレーで、攻撃側の走者を2人アウトにする守備のプレーで、チームにとって守備的なアドバンテージをもたらします。

