宮崎の2軍キャンプで7日、ブルペンにて106球を投げ込み、その様子が「GIANTS TV」で公開されました
近藤投手は2023年11月にオリックスから金銭トレードで加入し、昨シーズンは1軍登板がありませんでした
ブルペンでの調整と体の状態
近藤投手は「体の状態はしっかりと投げられています」と語り、ブルペンではカーブからフォームを整えるという調整方法を採用しています最初に変化球から入ることで、球のコントロールを高めてから真っすぐを投げるというものです
2024年は悔しさの年
昨年は「人生で一番悔しい年でしたね」と振り返り、特に技術不足と変化球が足りなかったと痛感しています「9年間言われてきたので、今年は変化球を練習する機会を多く取り入れたい」とし、これまでの経験を活かしつつ新たな投球スタイルを模索しています
新たな球種を取り入れる決意
近藤投手はツーシームなどの新たな球種を投げる予定で、これまで投げてこなかった理由について述べています「真っすぐの質が悪くなるかもしれない」という懸念から控えていましたが、「全解放という感じでやっていきたいと思っています」と強い意欲を見せています
キャンプでの具体的な練習内容
実際のブルペンでは、山口コーチが打席に立った際にシュートを投げ、拍手を受ける場面もありましたこれは近藤投手が新たな球種を取り入れた結果であり、今後のパフォーマンスに期待がかかります
「全てをかけた近藤投手が今年は見られる」とのコメントで、ファンや首脳陣からの注目が集まる中、彼は自己改造に取り組んでいます
今年のシーズンがどのような結果をもたらすのか、注視されるところです
近藤投手の発言からは、彼がいかに自らのキャリアに真剣に向き合っているかが伝わります。昨年の悔しさを胸に、これまでやってこなかった球種に挑戦する姿勢は、選手として成長を続ける意欲の表れです。2025シーズンが彼にとって転機となることを期待したいです。
キーワード解説
- ブルペンとは?:ブルペンとは、主に試合中にリリーフ投手が投球練習をするための場所のことです。選手が実戦前の調整を行う重要な場で、調整過程の一環として活用されます。
- ツーシームとは?:ツーシームとは、ピッチャーが投げる球の一種で、通常のストレートよりも回転が少なく、バッターにとっては見えづらい球です。特に内野安打やゴロを引き出しやすくする効果があります。