阪神タイガースの元監督・吉田義男氏が91歳で逝去、追悼の集いに多くの球界関係者が参列

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 阪神タイガースの元監督で、1985年の日本一メンバーである吉田義男氏が、脳梗塞のため91歳で逝去した

告別式は8日、西宮市内で執り行われ、多くの球界関係者が最後の別れを惜しんだ

式には、球団OB会長の掛布雅之氏、中田良弘氏、中西清起氏などが出席し、吉田氏の功績を称えた

 告別式には、約200人が参列し、これは7日の通夜を上回る人数であった

吉田氏の訃報を受け、現在沖縄でキャンプ中の藤川球児監督や岡田彰布オーナー付顧問からも弔電が寄せられた

 掛布氏は「急だったのでびっくりした

プロで守れる選手になれたのは吉田さんのおかげ

感謝しています」とコメント

また、中田氏は「人情味あふれる方

思い出はありますね」と語り、吉田氏の人柄をしのんだ

 式の最後には、雪の舞う中、吉田氏の声で歌われた伝統的な応援歌「六甲おろし」が流れ、出棺される場面に多くの参列者が涙を流した

吉田義男氏の逝去は、阪神タイガースにとって大きな損失であり、多くの選手やファンに愛された存在であった。告別式での追悼の様子からは、彼の人柄や影響力の大きさが伝わってくる。また、「六甲おろし」を最後に流すことで、彼がいかに阪神タイガースの文化に根付いていたかを示している。
キーワード解説

  • 脳梗塞とは?脳の血管が詰まることによって、脳に血液が届かなくなる病気のことです。これにより脳の機能に障害が起きる可能性があります。
  • 告別式とは?故人を偲ぶための儀式で、家族や友人、関係者が集まり、故人の人生を振り返り、最期の別れをする場のことです。
  • 六甲おろしとは?阪神タイガースの応援歌で、チームの応援や勝利を祝う歌として、ファンや選手たちに親しまれています。

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