内田選手は白組の「５番・三塁」でフル出場し、２安打３打点という成績を残した
特に、四回の打席では２死満塁の状況から左越えに走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、その成長を証明した
試合後、新井貴浩監督（４８）は内田選手のプレースタイルをカブスに所属する鈴木誠也選手に重ね合わせて称賛した
内田選手は「結果が出たので、良かった」と、自身のパフォーマンスに満足を示した
この試合では、特に四回に放った適時二塁打が注目されており、内田選手は「小園さんからサード（の定位置）を取ってやるという気持ちでいきました」と熱い決意を語った
内田選手は第１クールの実戦形式の練習で、打撃に関する課題を洗い出しており、「ストライクに差し込まれ、ボール球を振って、あいまいな感じになっていた」と自己分析を行った
これを踏まえ、この日は積極的な打撃を心がけ、「真っすぐを打ちに行ってボールは見逃せたらラッキーぐらいの感覚で」
その結果、七回には再びヒットを放ち、ファンを喜ばせた
新年にはカブスの鈴木選手との合同自主トレーニングに参加し、鈴木選手からの助言を受けて打撃フォームのスタンスを狭めることに成功したという
「スタンスを狭めてからタイミングも合いやすくなった」と実感を述べる
新井監督も「彼の一番いいところは自ら練習して、自分を追い込むことができる点」と内田選手の努力を評価し、その若さと才能に期待を寄せた
内田選手は昨季の最終戦でプロ初安打を記録した若手選手であり、今季に向けた期待が高まる
特に、内田選手は「守備では２失策を記録したが、焦りがあった
これから修正していく」と明かし、さらなる成長を目指す姿勢を見せた
彼は「すごい選手ばかりだけど、自分も負けじと結果を残してポジションを取っていきたい」と力強く語った
内田選手の活躍が広島カープにとって新シーズンの大きな期待の光となっています。特に鈴木選手から受けた助言や、積極的な姿勢が明らかに効果を上げていることが印象的です。これからの成長に目が離せません。
キーワード解説
- 紅白戦とは？紅白戦は、チーム内の選手が対戦するための試合形式で、主に春季キャンプなどで行われる。
- タイムリー二塁打とは？走者がいる状態で打者が二塁に到達するヒットで、その打撃によって走者が本塁に還ることができるヒットを指す。
- スタンスとは？スタンスは、バッターが打撃をする際にとる立ち位置や足の開き具合を指し、これが適切になると打撃が向上しやすくなる。
