阪神タイガースの新助っ人、ニック・ネルソン投手が語る野球との出会いと家族への想い

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阪神タイガースが今季加入した外国人選手の紹介シリーズ「新助っ人襲来」

今回はニック・ネルソン投手(29)のインタビューをお伝えします

最速158キロを誇る彼は、セットアッパーとして期待されており、特に「魔球」とも称されるナックルボールの使い手として注目を集めています

彼は、野球を始めた背景や趣味、家族への思い、日本での生活について、率直に語りました

ネルソン投手の生い立ちと野球との出会い

ニック・ネルソンは、1995年12月5日に米国フロリダ州パナマシティで生まれました

故郷は自然豊かで、美しいパナマビーチからは距離があるものの、釣りやハンティングを楽しむことができる環境でした

彼には弟2人と妹が1人おり、長男として兄弟をまとめてきたとのことです

祖父との思い出が形成した野球人生

ネルソン選手が野球を始めたきっかけは、祖父との時間にあります

祖父は仕事から帰ると、自宅の庭でキャッチボールをしたり、バッティングの練習を手伝ってくれました

「祖父がいなければ野球はしていなかった」と語るほど、彼にとって特別な存在なのです

野球チームでの成長と障害

彼は7歳の時に野球チームに加入し、速球を活かしてクローザーとして活躍

選抜チームにも同行し、有名な大会で好成果を収めました

しかし、16歳の頃にハムストリングを痛めたことで野球から離れる時期もありました

ナックルボールの習得
高校時代、ネルソンは遊び感覚でナックルボールを投げ始め、試合でも使えるようになりました

この魔球は、通常の球とは異なり、回転が少なく予測が困難なため、打者にとっては非常に厄介なボールとなります

趣味と家族への愛

ネルソン選手は絵を描くことが趣味であり、特にキャラクターや自然の景色に興味を持ち、将来的には日本の神社やお寺を描きたいと語ります

また、彼の妻アビーゲルと5歳の娘ヘンリーへの愛情も深く、早く家族に会いたいと語っています

日本への期待と懸念

日本に来るにあたり、日本の食文化にはまだ慣れておらず、特に生の魚には抵抗があるとのこと

それでも、彼は日本の国や人々に対して良い印象を持っており、応援してくれるファンやチームメートに感謝しています

今後、日本での生活を通じて成長していきたいと考えています

ニック・ネルソン選手のインタビューからは、彼の野球への情熱や家族への愛情が伝わってきました。特に祖父との関わりが野球人生に大きく影響していることが印象的です。これからの日本での活躍も楽しみですね。
キーワード解説

  • ナックルボールとは?:ナックルボールは、投手がボールに回転をかけずに投げることで、打者が予測しにくい軌道を描く特別な球種です。
  • セットアッパーとは?:セットアッパーは、試合の終盤に登板し、リードを守る役割を担う投手のことを指します。

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