ヤクルト・衣笠剛会長の訃報、真中満元監督が思いを語る

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東京ヤクルトスワローズは、球団の代表取締役会長兼CEOである衣笠剛(きぬがさ・つよし)氏が7日に76歳で死去したことを10日に公表した

衣笠氏は、沖縄・浦添で行われている春季キャンプに臨時コーチとして参加している真中満(まなか・みつる)元監督(54歳)から故人への思いが語られた

真中氏は、衣笠氏のおかげで2015年にリーグ優勝を果たした経験を振り返り、「本当にお世話になった

本当に寂しい」と心情を述べた

2011年に球団社長に就任した衣笠氏の下で、真中監督はヤクルトをリーグ優勝へと導くことができ、その功績を大いに感謝している

真中氏によると、衣笠氏は2軍の選手の名前をすべて覚えるほどチームへの愛情が深く、スワローズのことを常に考えていたという

衣笠氏との思い出として、真中氏は3年目の2017年にチームが最下位だった時期を振り返った

当時、監督を辞任したいという意向を衣笠氏に伝えた際、彼は目に涙を浮かべながら真中氏の話を聞いてくれたという

「社長の思いは忘れられない」と真中氏は感謝の気持ちを表し、衣笠氏に敬意を表した

真中氏は、「チームが勝つことが少しでも供養になればと思います」と話し、若手選手の育成に引き続き努める姿勢を見せた

衣笠剛氏の情熱と愛情は、今後のスワローズにとっても忘れられない思い出となっていくことであろう

衣笠剛氏の死去は、ヤクルトにとって大きな損失です。真中満氏の言葉を通じて、彼の情熱とチームへの愛が伝わってきます。今後、スワローズがどのように衣笠氏の意志を引き継いでいくのかが注目されます。
キーワード解説

  • リーグ優勝とは?それは、プロ野球における各チームの成績をもとに競い合うトップチームの称号です。
  • 臨時コーチとは?ある特定の期間や状況においてコーチの役割を果たす人を指します。

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